Vivaldi: Teuzzone の感想
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参照データ
タイトル | Vivaldi: Teuzzone |
発売日 | 2012-01-31 |
販売元 | Naive |
JANコード | 0709861305131 |
カテゴリ | ミュージック » ジャンル別 » クラシック » 室内楽・器楽曲 |
※サンプル画像
購入者の感想
本作は、安心と信頼のnaiveが放つVivaldi editionを代表する1枚と呼ぶにふさわしい極めて優秀な作品である。題材は、(キリスト教に対する)異教の神々の宴どころの話では無い。驚くなかれ、主役は中国の(恐らくは架空の)皇帝の息子である。しかし、そこは何でも有りのバロックオペラ、全く違和感なく聴くことが出来る。いや、違和感どころの話では無い。各所に散りばめられた至高の輝きを燦然と放つアリアの数々に思わず感動を覚えずにはいられないのである。参加している歌手たちの一覧(末尾に詳細を記した)を見てみると、ソロアルバムを盛んに発表するような超ビックネームは見当たらない。とは言うものの、そこに居並ぶのは何れも確かな歌唱力を兼備する通好みの実力者達ばかりである。1人の例外も存在しない。彼らがマエストロSavallの元に結集して提示する非常に高レベルな完成度に、不思議なほど酔いしれることが出来た。鳴物入りで始まったVivaldi editionは、残念ながら、全て買い!、というわけでは無いと思うのだが、本作は間違いなく書斎のCDラックに揃えておくべき1枚である。
Antonio Vivaldi, Teuzzone, (Liberetto: Apostolo Zeno)
指揮: Jordi Savall
演奏: Le Concert des Nations
Teuzzone: Paolo Lopez (Sopranist)
Zidiana: Raffaella Milanesi (Mezzo soprano)
Zelinda: Delphine Galou (Arto)
Cino: Roberta Mameli (Soprano)
Sivenio: Furio Zanasi (Baritone)
Egaro: Antonio Giovannini (Countertenor)
Argonte: Makoto Sakurada (Tenor)
Antonio Vivaldi, Teuzzone, (Liberetto: Apostolo Zeno)
指揮: Jordi Savall
演奏: Le Concert des Nations
Teuzzone: Paolo Lopez (Sopranist)
Zidiana: Raffaella Milanesi (Mezzo soprano)
Zelinda: Delphine Galou (Arto)
Cino: Roberta Mameli (Soprano)
Sivenio: Furio Zanasi (Baritone)
Egaro: Antonio Giovannini (Countertenor)
Argonte: Makoto Sakurada (Tenor)