装神少女まとい Blu-ray Box 壱 の感想

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私は「装神少女まとい」はなんとなく1話から見ていたのですが、気がつけば毎週楽しみで仕方がなくなっていました。
少々外連味がありつつも可愛らしいデザインのキャラクターが生き生きと動く作画、守るべきもののために戦うというシンプルながらも熱い王道のストーリー、シリアスとギャグの絶妙なバランスなど、ハマる人にはガッツリハマるような要素がぎっしり詰め込まれている作品だと思います。

監督の迫井政行氏がインタビューにて「変身ヒーローものをまとい達でやるイメージ」と仰られていましたが、確かにところどころそのような要素もあり、もともと特撮ヒーローが好きだった私もスッと入り込めたので「魔法少女」には興味がなくてもそういったジャンルが好きな方にも案外オススメだったりするかもしれません。

とにかくこの作品は主人公まといとその親友ゆまをはじめしっかりとキャラ立ちしている登場人物たちのそれぞれの関係性が魅力です。次元や敵の存在といった設定等はその関係性を引き立てるいわば舞台装置なので、そこまで前面に押し出されていなくても問題はないかと思いますし、しっかり活かされてはいると思います。

今巻「Blu-ray Box 壱」の個人的見所は、"纏う"はずのアニメなのに毎話のように主人公がすっぽんぽんになってしまうところと、TV放送での視聴時に「やりやがった！」となった6話のOPです。最終話できちんとまとまっている作品ですので、今巻を見てハマった方は是非「Blu-ray Box 弐」もご予約されることをオススメします。そちらには最終回後を描いたOVAも収録されるとのことなので、私も楽しみです。それまでは今巻をリピート再生して待っていようと思います。あぁ、クラルスさん・・・！

長文失礼致しました。