墓じまい・墓じたくの作法 (青春新書インテリジェンス) の感想
185 人が閲覧しました
参照データ
タイトル | 墓じまい・墓じたくの作法 (青春新書インテリジェンス) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 一条 真也 |
販売元 | 青春出版社 |
JANコード | 9784413044646 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » 趣味・実用 » 常識・マナー |
購入者の感想
墓不要論という考えがある。ネットで検索するとものすごい数がヒットする。どうしてこのような考えが出てきたのか。検索結果には、「時代の流れ」や「これが新しい形」などと書いているものが多い。本書を読んでいただければ分かるが、その背景には至極単純な言い訳があるのではないだろうか。人間関係が希薄になっている時代、身内でも迷惑はかけたくないと距離を置こうとするところがある。今まで行ってきた子が親の葬式をあげ、子孫が先祖の墓を守る当然の行為を今になり全否定して、「迷惑かけたくない」という言葉で諸々の事情を含めて「面倒」から回避しているのだ。私はそんな気持ちだけでお墓不要を語りたくないと思った。
それから本書には、お墓の存在意義が明記してある。私もお盆などにお墓参りをする。その時ぐらいしか先祖供養をしない。むしろ、お墓があるから参りに行けるのだと思う。私は薄情であるので、亡くなった者への思いは時間が経つにつれ薄らいでいく。ただ、私のような人間は少なくないと思う。人類はお墓・葬儀があるからこそ、人類というカタチを継続できるのではないだとうか。不要なモノであればとっくに無くなっているだろうし。皆さんもお墓や葬儀に対する考えを今一度考える時代が来ていることを知ってほしい。
それから本書には、お墓の存在意義が明記してある。私もお盆などにお墓参りをする。その時ぐらいしか先祖供養をしない。むしろ、お墓があるから参りに行けるのだと思う。私は薄情であるので、亡くなった者への思いは時間が経つにつれ薄らいでいく。ただ、私のような人間は少なくないと思う。人類はお墓・葬儀があるからこそ、人類というカタチを継続できるのではないだとうか。不要なモノであればとっくに無くなっているだろうし。皆さんもお墓や葬儀に対する考えを今一度考える時代が来ていることを知ってほしい。