日本に生きる北朝鮮人 リ・ハナの一歩一歩 の感想
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参照データ
タイトル | 日本に生きる北朝鮮人 リ・ハナの一歩一歩 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | リ・ハナ |
販売元 | アジアプレス出版部 |
JANコード | 9784904399088 |
カテゴリ | ジャンル別 » 社会・政治 » 社会学 » 社会学概論 |
購入者の感想
著者のリ・ハナ氏はおそらく30歳、帰国運動で北朝鮮に渡った在日の祖父母と父。
彼らが住み着いた新義州(シニジュ)で、北朝鮮人として生まれる。今は韓国籍、日本在住。
あの地上の楽園として喧伝され始まった北への帰国運動は何たる欺瞞だったのか。
在日を厄介払いしたい日本、労働力だけがほしい北朝鮮。
利害は一致して招いた悲惨。赤十字も小田実も、朝日新聞も社会党も自民党も、
誰も反省しない矛盾。
著者は北で『二十四の瞳』を翻訳で読んだという。
そして涙滂沱。だがこれが強烈な反戦小説であること気づかなかったという
彼らが住み着いた新義州(シニジュ)で、北朝鮮人として生まれる。今は韓国籍、日本在住。
あの地上の楽園として喧伝され始まった北への帰国運動は何たる欺瞞だったのか。
在日を厄介払いしたい日本、労働力だけがほしい北朝鮮。
利害は一致して招いた悲惨。赤十字も小田実も、朝日新聞も社会党も自民党も、
誰も反省しない矛盾。
著者は北で『二十四の瞳』を翻訳で読んだという。
そして涙滂沱。だがこれが強烈な反戦小説であること気づかなかったという