三つの石で地球がわかる 岩石がひもとくこの星のなりたち (ブルーバックス) の感想
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参照データ
タイトル | 三つの石で地球がわかる 岩石がひもとくこの星のなりたち (ブルーバックス) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 藤岡 換太郎 |
販売元 | 講談社 |
JANコード | 9784065020159 |
カテゴリ | ジャンル別 » 科学・テクノロジー » 地球科学・エコロジー » 地球科学 |
※サンプル画像
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購入者の感想
植物や鳥の名前などの個別性にはとんと興味もなく覚えられない私にとって、岩石も苦手なものでした。
40年以上前、プレートテクトニクスは面白く興奮させられたものの、「岩石学」は単位は取れたもの興味が持てませんでした。
書店で立ち読みし、岩石への苦手意識を克服できるかもと思い購入し読みました。
マントルを構成するかんらん岩、海洋性地殻をつくる玄武岩、大陸性地殻をつくる花崗岩が、温度・圧力・水などで変化することが、平易に説明されています。個人的だが原発事故後gamma線量率をはかっていたとき、京都の清水寺の音羽の滝周辺で自然放射線量が有意に高かったことが思い出され、その理由が自然に納得できた。
結晶構造と固溶体における成分元素の連続的な変化から、多様な造岩鉱物をあっさり説明する。名前や特徴の羅列をしないで、基本的な考え方を説明する。岩石に愛着を感じず、個別性に興味を持てない私には、これで十分でした。
20年以上前の「岩波講座 地球惑星科学」を平易かつアップデートした本は必要だと思います。
40年以上前、プレートテクトニクスは面白く興奮させられたものの、「岩石学」は単位は取れたもの興味が持てませんでした。
書店で立ち読みし、岩石への苦手意識を克服できるかもと思い購入し読みました。
マントルを構成するかんらん岩、海洋性地殻をつくる玄武岩、大陸性地殻をつくる花崗岩が、温度・圧力・水などで変化することが、平易に説明されています。個人的だが原発事故後gamma線量率をはかっていたとき、京都の清水寺の音羽の滝周辺で自然放射線量が有意に高かったことが思い出され、その理由が自然に納得できた。
結晶構造と固溶体における成分元素の連続的な変化から、多様な造岩鉱物をあっさり説明する。名前や特徴の羅列をしないで、基本的な考え方を説明する。岩石に愛着を感じず、個別性に興味を持てない私には、これで十分でした。
20年以上前の「岩波講座 地球惑星科学」を平易かつアップデートした本は必要だと思います。