入門 公共政策学 - 社会問題を解決する「新しい知」 (中公新書) の感想

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世間では政策が議論されると「政策の内容/中身」ばかりに目が行きがちです。
しかし、本書は政策過程（アジェンダ設定、形成、決定、実施、評価）といったプロセスの見直しが必要であると主張しています。
こういった視点は行政学、公共政策論（学）を学んでこなかった者たちにとっては目から鱗ではないでしょうか。
とりわけ、政策過程に見られる「アイディア」や「言説」、「フレーミング」あたりに言及されている点が著者秋吉先生らしさであると感じます。
本著作を読んで2年前多摩にある某大学にて秋吉先生の授業を受けていた日々を思い出しました。