アルモニ の感想

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タイトルアルモニ
発売日2014-11-28
監督吉浦康裕
出演松岡禎丞
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カテゴリ » Amazonビデオ » カテゴリー別 » アニメ

購入者の感想

学校しか世界が広がっていなくて、そこで居場所を見つけられず、家庭にも居心地の良さが無い場合、
逃避先として妄想をする別世界の人生を夢見ることがあるだろう。
それを、もしも共有することができれば。価値観の形成や善悪の形成が上手くできていない時代に、
その共有は、大きな救いになる。
それが、作品冒頭の棲み分けであり、好きな物の違う人間が集まるということになるのだろう。
かなりの小品であり、その意図するところは、概ね前述のとおりであることは理解できるとして、
多くの男性アニメ制作者が、女性を神格化するというか、外部から描くことに若干の物足りなさを感じるのは、この作品にも共通しており、ステレオタイプな教室の学生生活を描かねばならないのは、残念だとは思う。
同じテーマだとしても、ストレート過ぎるところが物足りない。

是非とも続編を作ってほしいですね‼️このての話大好きです。二人が共通の何かに気づいて行く過程が面白いですね。

何の予備知識もなく、Amazonからもらったクーポンがあったから気軽に観たのですが、思いのほか良かったです。
どこかで見た絵だと思ったら、「イヴの時間」や「サカサマのパテマ」の吉浦康裕監督と、スタジオ六花(リッカ)の作品でした。

「イヴの時間」のような近未来のロボットや、「サカサマのパテマ」のようなファンタジーではなく、主人公の本城彰男(ほんじょう・あきお)は友達と昨夜観たTVアニメや原作の話で盛り上がっているような普通の高校二年生。
ただ、一度聴いたメロディは覚えていて、それを携帯のキーボードで再生できるという特殊能力(?)を持っているくらいの男子学生という設定。
そのクラスの中で、気になっているけど未だ話したこともない女子、真境名樹里(まきな・じゅり)の携帯が授業中に鳴り、その着信音になぜか惹かれた彰男が放課後に携帯のキーボードでそのメロディを弾いていると、目の前に真境名樹里が立っていて・・・ というのがストーリーの始まりです。

それ以上はネタばらしになるのでやめておきますが、そのメロディをキッカケとして現実の世界とファンタジーの世界とが交錯するのは、やはりアニメならではでしょう。
タイトルの「Harmonie (アルモニ)」は、夢の世界の登場人物名のようで、エンディングに流れるメイン・テーマの曲名にもなっていました。
【※"Harmonie" (アルモニィ)はフランス語で、英語なら"Harmony" (ハーモニー)】

音楽とかアニメとか、共通の趣味で盛り上がれる友達がいるのは楽しいものですが、この映画は同じメロディを聴いて同じ夢を見たことで、本当に気持ちが一つになれそうな若い男女の始まりの物語。
あるメロディを聴いて同じ情景が浮かぶというのは、古いところでは「未知との遭遇」がありますが、本当に気持ちが繋がりあえる人との出逢いは多くの人が望んでいることでしょう。
25分の短編ではありますが、「パテマ」のように無理に長編にするよりもまとまりがあるし、話が途中で終わっている感じがするストーリーの続きは、観る人それぞれの想像力に委ねられています。

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