2025年東京不動産大暴落 (イースト新書) の感想

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参照データ

タイトル2025年東京不動産大暴落 (イースト新書)
発売日2017-06-10
製作者榊淳司
販売元イースト・プレス
JANコード9784781650869
カテゴリビジネス・経済 » 産業研究 » 不動産 » 一般

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購入者の感想

日本では長らく「日本の土地は絶対に下がらない」という土地神話をベースに、不動産すごろくというゲームが成り立っていた。最初社宅などの借家に入り、次にマンションを購入し、最後は郊外の庭付き一戸建てというアレだ。しかし、こうした不動産すごろくを可能にしていたのは、首都圏を中心とする大都市圏にとめどなく人口流入が続き、大都市圏での住宅に対する需給が圧倒的に売り手市場になっていたからこその話で、要するに需給が圧倒的に需要に対し供給不足だったからこそ、大都市圏の不動産の値段が吊り上っていた。それだけの話だったのである。この需給バランスが近々不可逆的に逆転する。日本は急速な少子高齢化時代に突入し、人口減少時代に突入する。2022年には団塊の世代が全員後期高齢者となり、あれだけ旺盛だった住宅需要は逆転し、住宅過剰時代に突入する。この時期を見透かしたように、大都市圏での生産緑地の税免除が解除され、営農放棄した生産緑地に宅地並み課税が実施される。そうなってはたまらないから、莫大な量の土地が更に売却され、土地価格は暴落するのではないか。そういう話なのである。

何回も不動産バブルを繰り返しているところは
中国にそっくりですね。
東京五輪後は不動産価格も下がるだけでなく
多くの負債を抱え、増税で、東京自体人口減少になるうえ
福島原発事故収束に膨大な費用が長年に渡って必要です。
しかも、あの増え続ける汚染水問題など無責任この上ない国ですね。
日本は既に普通の国ではありません。
不動産バブルのため、まるでディカプリオの演じた堕落したブローカーのような
不動産マフィアが仕組んだ一時しのぎのバブルですね。
普通の国なら暴動になっているのに
何故か不思議な国が日本ですね。
中国のことを笑えない、滑稽な現実
しかし、地震のリスクも高いうえ、今更東京の不動産を買う人がいること自体
不思議です。

日本の場合は金融緩和とマイナス金利と言う異様な経済システムで
不動産がバブルになっているのですが
購入者は多くが中国人などの投機的な目的であり、
そうでなくても余っている中古マンションなど
既に価値がゼロでしょう。
しかも災害や原発事故のリスクも無視し
不動産依存の東京はオリンピック後は地獄でしょうね。
更に地震が起きれば全てが終わります。
これも悪政のつけですが、
中国の30億の家を建てるのと同じと言うのも笑えますね。
あちらのほうが規模が格段に大きいだけです(笑)

まず不動産業界に身を置きながら、不動産が暴落すると言う極めて当たり前の発言をしているだけでマトモである。
今、不動産は極一部でのみ上昇している局所バブルであると論じている。その原因が黒田バズーカー、マネタリーベースの増大で、貸す対象を求めて彷徨ったマネーが担保の取れる不動産に行き着いただけと論じている。その他に相続税の増税によるタワマン投資と中国人による爆買いであると。この辺りは私は既知であったが、JREITによる不動産高騰は知らなかった。そして、暴落ラインという考えは知らなかった。ドーナッツ化現象の逆が起きていて、暴落に繋がっているとは。そしてニュータウンは荒廃すると。既に都会では都市部の人工が増え小学校が足りない現象がこの少子化に起きている。
東京以外の人間にも、非常に役に立つ内容である。自分の地方に当てはめて考えればいいと思う。
そして、必ずくる暴落のカウントダウン。個人的には既にはじまっているとも言われる金融引締め+黒田総裁の辞任、生産緑地法の期限で23年ごろが底であると愚考します。
筆者の提言としてレインズの開放で、情報の非対称性を解消し両手取りの6%の手数料を自由化しろという意見は興味深い。
以上が良かった点。
ただ、p78に高金利通貨は通貨高になるという記載があるのだが、ここは間違っているように思えますがいかがでしょうか?
総じて、日本の不動産の未来を知る上で読んで損はない内容です。

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