マキタ 卓上ボール盤 TB131 の感想

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ストロークが50mmですので正面左側の深さストッパーを使った時には当然50mm-ストッパーのマイナス分穴が浅くしか掘れません。精度についてはドリルの最初の方は問題ありませんが、50mmギリギリまで下げると軸ぶれが出ます。木で50mmの深さの穴あけでは問題なく加工出来ます。ダイヤルゲージでの計測ではドリルチャック先50mmで20/100mm位（私の機械の場合で個体差はあると思います）のぶれですので実用上問題ない範囲と思いますが、精度を要求する穴あけでは一寸苦しい範囲です。木工での使用を考えた時には小型で倉庫から出したり、仕舞ったりをされるのであれば重量もそんなに重くありませんので便利です。穴あけの精度を重視するのであれば、本格的なボール盤が必要ですが重量が60Kg〜100Kg位ありますので使うごとにいちいち動かすとなると大事になります。
　あまり厚い板や大きな板で無ければ十分に精度のある穴あけが可能です。小型の割にモーターは大きな物が付いているのでパワーは十分です。このクラスのボール盤の中ではおそらくコストパフォーマンスは非常に良いと思います。ブランドは「マキタ」でも価格からみておそらく生産国は中国ですが、比較的丁寧に作られていると思います。