そんな未来はウソである(3) (KCデラックス 週刊少年マガジン) の感想

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タイトルそんな未来はウソである(3) (KCデラックス 週刊少年マガジン)
発売日2013-08-06
製作者桜場 コハル
販売元講談社
JANコード9784063768701
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック

購入者の感想

前巻の時点で白石マドカが友達ポジションへと引っ込み、ミツキ、アカネ、高山君の三角関係に。
ただこの三角関係が普通と違うのは、女性陣が互いに相手を高山君とくっつけようとしている点です。
二人には高山君に対する恋愛感情がなく、互いに相手が高山君と結婚している未来を知ってしまったために、友達のためにそれを実現させようと努力しているわけで、友達の恋を応援しているうちにその男の子の事を好きになってしまって修羅場…という地雷がダブルで仕込まれているわけです。
ほのぼの日常系なのに、なんと恐しいことか!

この巻では新たな能力者(?)も登場していたりしますが、上記の奇妙な三角関係と、4人の女の子がだべってる日常が話の中心になっています。
読者的には、つい先の展開を予想したりもしますが、その通りにいかないのが桜場先生のすごいところ。
この巻を読んで四巻の展開を予想できた人は居ないのではないでしょうか。

ただ、この作品の魅力は恋愛ストーリーにあるのではないような気がしてきました。
この作品に流れる緩やかな空気が素敵なんじゃないかと感じます。
植物の花が咲き、やがて実が大きくなるように、少しずつ進んでいくストーリーに心地よさを感じてしまうのではないかと。
読者を煽ったりしないので変化に気づきにくく、それでいてキャラクター達は少しずつ確実に変化しています。
こういう読んでて心地良い作品を私は他に知らないですね。素晴らしいマンガだと思います。

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