レコード・コレクターズ2014年7月号 の感想
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参照データ
タイトル | レコード・コレクターズ2014年7月号 |
発売日 | 2014-06-13 |
販売元 | ミュージックマガジン |
JANコード | 4910196370749 |
カテゴリ | ジャンル別 » 雑誌 » 音楽・映画・テレビ・芸能 » 音楽 |
購入者の感想
そりゃビートルズもZeppも大滝さんも大好きだけど、こう同じアーティストの特集ばっかりじゃ、さすがに飽きるよなあと思ってたので、今月号の陽水特集はちょっと新鮮。なかなか充実していて、ここ数ヶ月の中ではけっこう読むところが多かったかな。ただ、陽水のLPもCDも1枚も持ってないオイラのような読者としては、一番興味が引かれたのは、けっこうよく知ってる名前が並ぶ「参加ミュージシャン解説」のページ。「レココレ」誌が最も得意とする記事のはずと思って読んだんだけど、なんかあちこちにおかしな記述が散見。例えば、イギリスでの録音に参加したThe Arrivalというコーラス隊について「70年代初頭にイギリスで活躍していたらしいが、詳細は不明」って書いてあるけど、70年代初頭にイギリスで、アライバルっていうグループ名で、しかも複数の女性シンガーがいたって言ったら、I will suviveのヒットもあって、来日して日比谷野音でフリーコンサートをしたこもある、あのアライバルのことじゃないの?ってオイラなんかすぐ思うんだけど、どうなの?自分が知らないからって、ろくに調べもしないで「詳細は不明」って。もしも、なんらかの根拠があって、来日したアライバルとは違うって判断したなら、そう書くべきだと思うし。アライバル以外にも、日本のミュージシャンでも、村上ポンタを「赤い鳥のバックバンドでデビュー」と書いてあったり(正しくはバックバンドではなくメンバー)、どうも事実と違う記述が見られるので、自分のよく知らない部分についての記述についても、信憑性がどこまであるのか疑問に思ってしまう。これってレココレのようなある程度マニアックな人向けの雑誌にとっては致命傷になりかねないと思う。しっかりしてよ。