徹底取材総集編 週刊文春が報じた「佐村河内守事件」【文春e-Books】 の感想

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タイトル徹底取材総集編 週刊文春が報じた「佐村河内守事件」【文春e-Books】
発売日2014-03-20
製作者神山典士+『週刊文春』取材班
販売元文藝春秋
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カテゴリ »  » ジャンル別 » ノンフィクション

購入者の感想

週刊文春が報じた佐村河内守事件の1~6が収録されている。
この電子書籍発行後に、雑誌に掲載された「独走スクープ第7弾 佐村河内守に「第二の新垣隆」がいた!」は入っていない。
最初のスクープが大宅壮一ノンフィクション賞を受賞したことで書籍化の噂もあったが、2014年9月現在は実現していない。

本書は週刊文春の佐村河内守事件スクープ第1弾から第6弾までをまとめた電子書籍である。
第1弾から第3弾までは個別に電子書籍化されていたが、第4弾から第6弾までは初めての電子書籍化である。
結局、すべて買ってしまった。第1弾から第3弾まではすでにレビューしたので、残りについて言及する。
第4弾は新垣隆の手記で読みごたえがあった。彼には嘘をつく必要がないだろうから、当事者の生々しい心情が知れる。こう言ってはなんだが、新垣隆が音楽愛好家として、佐村河内のことを見下しているかのように感じられる記述もある。新垣隆は、世間慣れしていない自分を佐村河内が見下していると感じていたのだろうけど。
第5弾は佐村河内守をとりあげたメディアとその回数で、労力がかかっていることは認めるが、あまり面白くない。登場回数の少ないメディアだって見抜いていたわけではなかろうに。
第6弾は謝罪会見を受けての追求記事である。耳が聞こえなかったと言い張る佐村河内守の言い訳は嘘であると突きつけている。嘘は嘘なんだろうけど、難聴という中度の障害があることは検査で確かめられたわけだから、あまり聞こえる聞こえると騒ぐのは、同じ障害を持つ無辜の人たちに失礼かもしれない。

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