要件事実マニュアル 第2巻(第4版)民法2 の感想

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タイトル要件事実マニュアル 第2巻(第4版)民法2
発売日販売日未定
製作者岡口 基一
販売元ぎょうせい
JANコード9784324096574
カテゴリジャンル別 » 社会・政治 » 法律 » 民法・民事法

購入者の感想

私自身は司法試験受験生ですので、実務におけるこの本の威力についてレビューできるものではないです。

ただ、受験生としても、短答式に必要な基本知識判例は大体網羅されており、
さらに要件事実的思考に自身を晒すことのできる良書だと認識しています。
丸暗記ではなく思考過程が参考文献や引用と共に記載されているのが理解の助けになっています。

受験生としては山敬教授の民法講義のほうがよいとも思われますが、
ストレートに判例と実務の見解を参照できる(民法講義はそういう意味でレイアウトがまどろっこしい)ため、
時短が出来るというマニュアルのマニュアルであることが差別化になっていると思います。

僭越ながら、第三版以来気になっている記述の部分がありますのでレビューといえるかはあれですが記しておきたいと思います。
本書本巻153ページ「III 特殊な場合 1 未完成建物を第三者が完成させた場合」の本文二段目「この場合、」以下です。
参考文献(山敬講義、加藤=細野、伊藤ほか)を見る限り、
 この場合、請負人が建物を途中まで完成させたこと(カッコ書き不要)及びその後第三者が建築工事を続行したことが、請負人が建物所有権取得の要件事実となり(246条1項)、第三者の工事及び提供した材料の価格の方がその割合が大きいことが、請負人の建物所有権喪失の抗弁となる(同1項ただし書、同2項)。
となるように感じたのですがどうなんでしょう、、、(だから君は合格できないんだよ、、、ハイ…

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ぎょうせいから発売された岡口 基一の要件事実マニュアル 第2巻(第4版)民法2(JAN:9784324096574)の感想と評価
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