ケトン体が人類を救う 糖質制限でなぜ健康になるのか (光文社新書) の感想

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参照データ

タイトルケトン体が人類を救う 糖質制限でなぜ健康になるのか (光文社新書)
発売日2015-11-17
製作者宗田 哲男
販売元光文社
JANコード9784334038892
カテゴリジャンル別 » 暮らし・健康・子育て » 家庭医学・健康 » 健康法

購入者の感想

今二人目を妊娠中の5か月の妊婦です。

妊娠糖尿病ではないのですが、
1人目の時も、今回も、妊娠初期の頃から逆流性食道炎がひどくて
1人目の時は妊娠中ずっとつわりのような状態でした。
少しでも症状を軽くしようと、一人目の時は、ライス、塩味を全くつけない豆腐、ゆで卵ばかり食べて、
ほとんど味のない食事で8か月ぐらいを過ごしました。
それでも症状は、多少はマシ、なレベルでいつも胃から食道にかけてヒリヒリしていました。
子供が生まれると、症状は全くなくなりました。

今回もやはり妊娠初期の頃から逆流性食道炎になり、胃薬を飲んだり、胃にやさしい(と言われる)雑炊やうどんばかり食べていたのですが、
症状が一向に良くなることもなく、
「また今回も、この症状がずっと続くのだろうな~」とちょっと暗い気分になっていたところ
糖質制限をすると、逆流性食道炎に効く、という話をネットで見つけて、試してみました。
すると、1日2日で、胃から食道にかけてのヒリヒリが、全くというほど無くなったのです。

でも、糖質制限が妊婦にとって大丈夫なことなのか?と、少々不安になったので検索して、この本にたどり着きました。

本を読んで不安と疑問が解消されました。
毎回、逆流性食道炎になっていたのは、体質がケトン体回路になっていたからで、
体が過剰な糖質を受け付けなくなっていたからなのかな、と納得しました。
1型糖尿病の人がするような、ハードな糖質制限でも元気な子供が生まれた、ということで不安もなくなりました。

自分のは、たまに果物を食べたりもする、緩めの糖質制限ですが、これからも続けていきたいと思います。
今回は、1人目の時よりも、おいしいもの(糖質は除く)が色々食べれるようになって感謝しています。

ケトン体というものがどういうものなのか、よくわからないままダイエット目的で糖質制限を2年ほど前から続けていました。
ただ勉強不足だったため、脂質を積極的に摂ることが怖く、脂質も糖質も抑えた状態でした。体重は確かに落ちましたが、疲れやすく、そのうち体重も停滞。
そこで改めて勉強。ネットで得た情報によると、糖質制限によって出るケトン体というものが働くようになると糖質代謝が脂質代謝に切り替わりダイエットできるとのこと。
ケトン体の数値を計れる試験紙の存在を知り、早速チェック。結果ほとんど出ていない!何がいけないの?!
FacebookのMEC、糖質制限グループでさらに勉強すると「脂質をたくさんとりなさい」と。
ドキドキでしばらく試してみると、長年の体の不調(頭痛、耳鳴り、生理不順、肩凝り)に加え、精神面の不安定さ(イライラ、落ち込み)までも次々に改善。おまけに停滞していた体重まで減りました。
その時のケトン体の数値はMAXになっていました。
私を不調から救ってくれたケトン体とは一体何者なのか?!
それを解明したくこちらの本を購入しました。
答えが全て書いてあります。
そしてケトン体は私を救うだけでなく、私の大切な家族(虫垂炎癌の摘出手術を終え現在再発予防中の父、糖尿病予備軍の夫、自閉症スペクトラムの息子、いずれ母になるであろう娘たち)全員をも救ってくれる、そんな予感を感じています!
まさに、タイトル通り「人類を救う」ケトン体の脅威的な力をぜひ知ってください。
また、世の中の健康への常識が、汚い人たちの手で操作されていること、ケトン体の素晴らしさがなかなか表にでることのない理由についても知ってください。
自分の健康は自分の正しい判断でしか守れません。

 私たちはヒトのからだについて知っていることはほんの氷山の一角だけなんだなあと
読後思いました。私は医学については素人なので、当書に書かれていることが医学的に
正しいかどうか判断できません。そこは専門家の方の評価を待ちたいと思います。
従って私のこのレビューは

 o 読んで内容が面白かったか?
 o なにかわくわくするような新しい知見があったか?

という観点からのみのレビューとなります。

 私は「ケトン体=認知症予防に役立つもの」というくらいの素朴なイメージしか
なかったので、当書のタイトル「ケトン体が人類を救う」を見たとき、認知症に関する
本だと思って読み始めました。ところが内容は大違い。著者は産婦人科の開業医で、
母体中の胎児がどう栄養を摂取するか、特に妊娠糖尿病にどう対応するかというのが
メインのテーマでした。でも内容はとても示唆に富んでいて、真摯で、医学や栄養学
だけではなく文化人類学にも渡る幅広い論考だという印象を持ちました。

 この本の内容をひとことでいうと、

<宗田仮説> 胎児のエネルギー源はケトン体である。

ということにつきます。著者は、開業医としての現場での経験や実験からこのことは
事実であると主張されていますが、現在は医学界の主流からはまだ認められて
いないので私はここでは宗田氏の名前をかぶせて宗田仮説と呼ぶことにします。
いずれこの仮説が真実かどうかは証明されると思います。この仮説が事実なら
妊娠糖尿病のお母さんのからだは薬を使わず「糖質制限」で管理できることに
なります。

 医学の詳細な知識がないだけに私にはこの仮説は実にほんとうらしく響きます。
胎児のエネルギー源はブドウ糖とケトン体と2種類あります。
ヒトが類人猿から派生したのは700万年前。農耕が始まったのが1万年前。とすると、
ほとんど700万年ものあいだヒトは随分と厳しい環境で胎児を母体で育てていた

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