ベイビーステップ(37) の感想
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参照データ
タイトル | ベイビーステップ(37) |
発売日 | 2015-10-16 |
製作者 | 勝木光 |
販売元 | 講談社 |
JANコード | 登録されていません |
カテゴリ | » 本 » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL |
購入者の感想
ベイビーステップの素晴らしいところは、誰よりも向上心があり、周りに筋を通す性格のエーちゃんを通じて、普通の少年が高1からテニスを始めてプロになるということをしっかりとした現実性を持って描いてきたことだと思う。
「プロ」の大変さを説きつつも、都合のいい作り話にならないよう、エーちゃんの才能、練習方法、試合運び、すべてを着実に描いてきた。
その結実が見れる本巻はどうしようもなく感動的で、「よかったね、エーちゃん…」そう思わずにはいられなかった。
さらに、本巻では新たな難敵を用意することで、彼の背景と実力を描くことで、改めてプロがどれだけぎりぎりの戦いを強いられているのかを実感させてくれる。
ひとつ成し遂げてもまた乗り越えなければならない。
本当にプロテニスというのはタフな競技だ。
それにしても、タクマ戦の後のエーちゃんの行動があまりにもエーちゃんすぎて笑ってしまった。
お父さんの指摘の的確さとか、エーちゃんはやっぱりいい親に恵まれ、似たもの親子なのだなと思う。
そしてラストは試合とはまた違う緊張感が(笑)。
濃密な内容、そして次巻へ期待を抱かせる大満足の一冊でした。
「プロ」の大変さを説きつつも、都合のいい作り話にならないよう、エーちゃんの才能、練習方法、試合運び、すべてを着実に描いてきた。
その結実が見れる本巻はどうしようもなく感動的で、「よかったね、エーちゃん…」そう思わずにはいられなかった。
さらに、本巻では新たな難敵を用意することで、彼の背景と実力を描くことで、改めてプロがどれだけぎりぎりの戦いを強いられているのかを実感させてくれる。
ひとつ成し遂げてもまた乗り越えなければならない。
本当にプロテニスというのはタフな競技だ。
それにしても、タクマ戦の後のエーちゃんの行動があまりにもエーちゃんすぎて笑ってしまった。
お父さんの指摘の的確さとか、エーちゃんはやっぱりいい親に恵まれ、似たもの親子なのだなと思う。
そしてラストは試合とはまた違う緊張感が(笑)。
濃密な内容、そして次巻へ期待を抱かせる大満足の一冊でした。