乙嫁語り 2巻<乙嫁語り> (ビームコミックス(ハルタ)) の感想

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タイトル乙嫁語り 2巻<乙嫁語り> (ビームコミックス(ハルタ))
発売日2012-09-01
製作者森 薫
販売元KADOKAWA / エンターブレイン
JANコード登録されていません
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック

購入者の感想

メイドとヴィクトリア朝が好きでヴィクトリアンメイド漫画を描いた作者が、中央アジアと模様が好きで中央アジアの姉さん女房漫画を描いた2巻です。
1巻もそうでしたが、この漫画は正直言うと一般的な意味で「面白い」わけではありません。
作者、森薫氏の「わたしは、馬が、羊が、姉さん女房が、そして模様が大、好き、なんですッ!読んでください!どうですかッ!!?」という想いをぶつけた漫画だと感じました。

素晴らしい!

私は遊牧民にも中央〜西アジアにも、もちろん模様にもまったく興味はありません。こんな私でも何かこう…熱いもの?を感じずにはいられませんでした。
エマはもともと自分もヴィクトリア朝が好きだったのですんなり入りましたが、興味のなかった背景の漫画にこうも引き込まれるとは思ってもいなかったです。
町の住民を巻き込んだ家同士の戦いの展開の速さに比べ、ヒロインの入浴シーンに割かれた流れのゆっくりさ。描きたいもの、好きな物を描いているという感じがします。
私も含め、その好きだという魂のようなものを受け取った多くの人がいる。漫画家という天職につけた森薫氏を羨ましくなります。

新キャラのパリヤさんは、あとがきまんがの作者とかぶる気がするのは私だけでしょうか?w

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