Marvin Redpost: Class President の感想

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Marvin Redpostシリーズの５作目
語数　5,845　　　YL 2.5

小学３年生の少年、Marvin Redpostが主役のシリーズ５作目です。
この日は、Marvinのクラスでは"hole day"です。何でも、服や靴下
等、どこかに穴が開いたものを着てくる日です。Marvinや友達の
StuartやNickはもちろん、担任のMrs Northもおへその所に穴が開い
た服を着てクラスに登場です。

ところが、この日は、もっと特別なことがありました。それは、
"President"が学校にやって来るというのです。Marvinは、最初、
そのPresidentがアメリカの大統領だとは信じられなかったのですが、
事実、アメリカ合衆国の大統領が、「善良な市民」を求めて、学校に
やって来たのです！

Marvinがちょうど算数の問題を黒板で解いている時に、教室にやって
来た大統領は、Marvinと握手を交わし、生徒たちと議論を始めます。
そして、子どもたちは、準備してきた質問を大統領に聞きます…。

Marvinにとっては、夢のような一日になりますが、家に帰ってみると…。

今作も、Louis Sacharが見事に子どもの気持ちや世界観を表現して
います。子どもは子どもで色々と考えているんですよね。本書のシリーズ
は、子どもの頃を思いだしながら、微笑ましく読んでしまいますね。