福島原発の真実 最高幹部の独白 の感想
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参照データ
タイトル | 福島原発の真実 最高幹部の独白 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 今西憲之 |
販売元 | 朝日新聞出版 |
JANコード | 9784023310742 |
カテゴリ | ジャンル別 » 社会・政治 » 政治 » 日本の政治 |
購入者の感想
これはぜひ読んでおくべき必要のある書です。
週刊朝日で昨年、断続的に掲載されてきた「福島原発の真実 最高幹部の独白」は、東京電力本店、経済産業省・原子力安全保安院、さらには官邸で大いに話題を呼びました。政府や東電の言いつけを守って内部に潜入取材することができなかった大手紙や大手放送局のサラリーマン記者やそのなれの果ての社内官僚から「ルール違反だ」と、自分たちの無能ぶりを棚に上げて週刊朝日に大ブーイングが起きさえしました。
その話題の連載記事が、連載時には触れていなかった真相や謎めいた「最高幹部」のインタビューなどを盛り込んで一冊の単行本になたのですから、おもしろくないはずがありません。一気に読めて、「ああそうだったのか」「なるほど」とうなずく箇所が満載です。これを読めば、いかに東京電力本店と経産省・保安院の記者会見がいい加減だったかがわかるし、それをもとに定型の発表記事を書いていた全国紙がいかにダメダメだったかがよーくわかります。
リスクの高い取材に挑み、こうした貴重な記録を残した今西憲之氏をはじめ、鈴木毅氏ら週刊朝日編集部は立派だったと思います。0
週刊朝日で昨年、断続的に掲載されてきた「福島原発の真実 最高幹部の独白」は、東京電力本店、経済産業省・原子力安全保安院、さらには官邸で大いに話題を呼びました。政府や東電の言いつけを守って内部に潜入取材することができなかった大手紙や大手放送局のサラリーマン記者やそのなれの果ての社内官僚から「ルール違反だ」と、自分たちの無能ぶりを棚に上げて週刊朝日に大ブーイングが起きさえしました。
その話題の連載記事が、連載時には触れていなかった真相や謎めいた「最高幹部」のインタビューなどを盛り込んで一冊の単行本になたのですから、おもしろくないはずがありません。一気に読めて、「ああそうだったのか」「なるほど」とうなずく箇所が満載です。これを読めば、いかに東京電力本店と経産省・保安院の記者会見がいい加減だったかがわかるし、それをもとに定型の発表記事を書いていた全国紙がいかにダメダメだったかがよーくわかります。
リスクの高い取材に挑み、こうした貴重な記録を残した今西憲之氏をはじめ、鈴木毅氏ら週刊朝日編集部は立派だったと思います。0