SuperHで学ぶμITRON仕様OS―リアルタイムOSの動作原理と実装法がわかる! の感想

186 人が閲覧しました
アマゾンで購入する

参照データ

タイトルSuperHで学ぶμITRON仕様OS―リアルタイムOSの動作原理と実装法がわかる!
発売日販売日未定
製作者鹿取 祐二
販売元電波新聞社
JANコード9784885549038
カテゴリジャンル別 » コンピュータ・IT » コンピュータサイエンス » 情報学・情報科学

※サンプル画像

購入者の感想

まず気になるところの補足!

本のタイトルが「SuperHで学ぶ・・・」となっていますが、これは本当は「SuperHをネタにしてはいるけれど、本当はH8でもM16CでもIA32でもなんでも、取り合えず16bit以上のCPUで学ぶ・・・」です。

どの様な方にお勧めか

ITRON初心者の方から、既に使っていて、特に初心者にITRONを教える必用が有る方まで、幅広く対応しています。

まず初心者の方にお勧めすする理由です。

ITRONの場合、特に本を買わずとも始める事は可能です。何故ならPDF版なら無償の仕様書がTRON協会のサイトから入手可能で、そこにはITRONの概念から、用語の説明、サービスコールのコール形式などなど、およそ必用な情報の内、ハードウエアに依存する所以外の全てが書かれているからです。だからプログラマに必用なのはこの仕様書を読んで理解し、自分で使うマイコンの依存部を用意する事です。

ところがこれが意外と大変なのです。まず仕様書ですが、極めて簡潔に、一切の無駄が無い文章で書かれている為に、既にRTOS理論等を学んだり、高度なプログラミングの経験が無い人がこれを読むと多大な苦痛を味わう事となります。

用語として「リングバッファ」くらいは判りますか。では「リンクリスト」は?。

ハードウエア依存、例えばBOOTコードの記述やOSが起動するまでの詳細は仕様書には書かれていませんが、これは判りますか?。

この本は、ITRONの概念や状態について判り易く丁寧に説明がなされており、特に実際のプログラミング例とそのプログラムの動作(スケジューリング)はITRONの理解には極めて重要です。ここを手抜きをせずに解説してくれるので、ITRON初心者にも、またITRON経験者が初心者にITRONを教える時のテキストとしても有効です。

また文章の構成に振れが無いので参照性が高く、一通り読んだ後、実際のプログラミングの段階でも、参考書としてHOS本と一緒に常に机の上に置いておきたい本となるでしょう。

あなたの感想と評価

コメント欄

関連商品の価格と中古

SuperHで学ぶμITRON仕様OS―リアルタイムOSの動作原理と実装法がわかる! を買う

アマゾンで購入する
電波新聞社から発売された鹿取 祐二のSuperHで学ぶμITRON仕様OS―リアルタイムOSの動作原理と実装法がわかる!(JAN:9784885549038)の感想と評価
2018 - copyright© アマゾン通販の感想と評価 all rights reserved.