ヒストリエ(9) の感想
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参照データ
タイトル | ヒストリエ(9) |
発売日 | 2015-05-22 |
製作者 | 岩明均 |
販売元 | 講談社 |
JANコード | 登録されていません |
カテゴリ | » 本 » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL |
購入者の感想
1:主人公の幼少期に張られていた或る伏線が、ついに回収。抑制の効いた描写はクリントイーストウッドの映画のようだ。
静かな感動に読んでいた手が震えるようだった。もうこのエピソードだけで一つの作品として完成しそう。
この部分だけ何度も何度も読み返してしまった。
2:後半はついにカイロネイアの戦いが描かれる。
「ヘウレーカ」でもそうだったが、岩明先生の作品では戦況をわかりやすく、しかも決して物語の形を壊さずに魅せてくれる。
この巻でカイロネイアの戦いが終わるわけではないが、勝敗を決する要素がある人物の口から発せられる。
主人公達マケドニア軍は勿論、敵役のアテネ、テーベの主要人物も魅力的に描かれている。戦争に決して善悪はないと、陳腐な感想しか持てない自分が恥ずかしい。
全体として、ここ数巻で最も読み応えのある巻だった。
これだけのクオリティを見せつけられたら、遅筆だなんだと文句は言えないな・・・。
静かな感動に読んでいた手が震えるようだった。もうこのエピソードだけで一つの作品として完成しそう。
この部分だけ何度も何度も読み返してしまった。
2:後半はついにカイロネイアの戦いが描かれる。
「ヘウレーカ」でもそうだったが、岩明先生の作品では戦況をわかりやすく、しかも決して物語の形を壊さずに魅せてくれる。
この巻でカイロネイアの戦いが終わるわけではないが、勝敗を決する要素がある人物の口から発せられる。
主人公達マケドニア軍は勿論、敵役のアテネ、テーベの主要人物も魅力的に描かれている。戦争に決して善悪はないと、陳腐な感想しか持てない自分が恥ずかしい。
全体として、ここ数巻で最も読み応えのある巻だった。
これだけのクオリティを見せつけられたら、遅筆だなんだと文句は言えないな・・・。