長村教授の正しい添加物講義 の感想

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添加物が危険なのではなく、添加物や添加物以外の食材の使用方法（使用量）によっては危険な場合もあるという当然のことが書かれています。なぜ、添加物を危険と考えてしまう人が多くなったのか、などの背景も丁寧に書かれていて、よく分かりました。
添加物が危険なのか危険でないのか、多くの人が一度は考えたことがあるテーマだと思いますが、その答えがこの本に書かれている思います。

「添加物は怖い」という情報が氾濫する中で、食品安全の科学は添加物をどのように考えているのだろうか？科学的な事実を知ったうえで添加物について考えたい人は必読の書。なお、日刊ゲンダイ５月２３日号に『“無添加食品”ブームに専門家異論 「逆に健康損ねる可能性も」』と題して詳しい説明が載っているのであわせて紹介する。