アメーバ経営 の感想
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参照データ
タイトル | アメーバ経営 |
発売日 | 2013-07-19 |
製作者 | 稲盛和夫 |
販売元 | 日本経済新聞出版社 |
JANコード | 登録されていません |
カテゴリ | » 本 » ジャンル別 |
購入者の感想
最近の稲盛さんは思想的な要素が強いですが、この本では「経営者」の本領がいかんなく発揮されています。組織を小さく分けて、そのメンバーが自覚と責任を持って働けば、生き生きとした職場になる。仕事は命令を受けてやるのでなく、自分で考えて行動するものだと教えられたような気がします。
そうなるには、会社や組織にもそれにふさわしいものでなければならないので、独立して運営する小さな組織に分けて、リーダーをおき、みんなが知恵を出し合い仕事を進める。その結果は部門の実態を正しく表す採算制度で評価する。組織同士がケンカをしないように、会社の目標や価値観を共有する。とても精巧につくられた経営システムに思えます。
株主ばかりを気にして、社員のことを忘れている経営者が多い世の中ですが、そんな人たちにも是非読んでもらいたい一冊です。一サラリーマンとして共感しました。京セラやKDDIの経営に長年当ってきただけあって、机上の空論ではなく、人の心理の細かいところまで配慮されているという印象を持ちました。コンパクトに読みやすくまとめてあるので、もう少し具体例が多ければ、なお良かったと思います。
ちなみに、
・市場に直結した部門別採算制度
・全員参加の経営
・どうやって組織を分けるか
・自らの意志で採算を高める
・リーダーを育てる
のところが参考になりました。含蓄のある文章が随所に見受けられます。
そうなるには、会社や組織にもそれにふさわしいものでなければならないので、独立して運営する小さな組織に分けて、リーダーをおき、みんなが知恵を出し合い仕事を進める。その結果は部門の実態を正しく表す採算制度で評価する。組織同士がケンカをしないように、会社の目標や価値観を共有する。とても精巧につくられた経営システムに思えます。
株主ばかりを気にして、社員のことを忘れている経営者が多い世の中ですが、そんな人たちにも是非読んでもらいたい一冊です。一サラリーマンとして共感しました。京セラやKDDIの経営に長年当ってきただけあって、机上の空論ではなく、人の心理の細かいところまで配慮されているという印象を持ちました。コンパクトに読みやすくまとめてあるので、もう少し具体例が多ければ、なお良かったと思います。
ちなみに、
・市場に直結した部門別採算制度
・全員参加の経営
・どうやって組織を分けるか
・自らの意志で採算を高める
・リーダーを育てる
のところが参考になりました。含蓄のある文章が随所に見受けられます。