放射線基礎医学 (Minor textbook) の感想

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この本は版を重ねて現在10版まででていますが、教科書としては改訂7版が一番完成度が高いと思います。管理の章でｗをωと書いているような間違いもありますが、1977年勧告の説明があるので非常に分かりやすくなっています。
この本（シリーズ）の良いところは版を変えるたびに新しい内容を盛り込むところにありますが、欠点としては必要以上に最新の知見を盛り込もうとするところです。知識のない人が読んで理解できるような書き方ではありませんが、細かいところについて詳しく書いているので他の本を教科書としている大学の学生が「セカンドオピニオン」として読むには良い本だと思います。