アーティストになれる人、なれない人 (magazinehouse pocket) の感想

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タイトルアーティストになれる人、なれない人 (magazinehouse pocket)
発売日販売日未定
販売元マガジンハウス
JANコード9784838726127
カテゴリジャンル別 » ノンフィクション » アート・エンターテイメント » アート・芸術

購入者の感想

価値のない情報とは思わないですが、ほとんどが学会員ですよね。

美術を「見ることで学ぶ偉大な学問」であり、世界を五感で理解して行くことの重要性を学ばせてくれることから、その特徴について7名のアーティスト(建築家、現代美術家)と宮島達男氏による対談を通じて述べられている。建築やアートを例に、なにを学んだらいいのか?わかりやすく述べられており、久々にアート関連で面白い一冊に出会ったという印象だった。下記に印象に残る言葉を記す。

美術に限らず、およそ芸術というのは、二つのソウゾウリョクを鍛えるものです。
 一つは、「想像力」。つまり人を思いやり、他者の痛みまでも自分のものとして想像できるイマジネーションの力のこと。この力は人々のニーズを的確に捉え、人々や社会の課題を掴む力でもあります。
 そして、もう一つは、「創造力」。これは、新しいものを生み出す力、クリエイティビティの力です。これは、難しい課題や困難に直面したときに、新しい発想で問題を解決できる力であり、イノベーションできる力でもあります。
 更にいえば、この二つこそ、人間と人間が差異を超え、共感し、他者とつながって新しい価値を生み出せる力、平和的に人間同士の協和を生む原動力だと思います。
 つまり、この二つの「ソウゾウリョク」は、実は、芸術家ではなく、あらゆる職業に求められる力、あらゆる社会や人々になくてはならない力だと思います。だから子供たちに芸術の教育が必要であるし、美術の教育もとても大切なのです。

建築というのはやはり、人間のありようみたいなものを空間的に描くと思います。こうやって食べるべきとか、こうやって寝るのが良いとか、そういうことを通じて人間の生というか、人間のあり方みたいなものを、建築は提示するのです。人間の生き方は多様で、優れた人は、やはりきわめて独創的な生き方というものを空間的に示します。他人が作った住宅を見て、その生きざまに感動することはよくあります(西沢氏)。

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