ジブリの教科書7 紅の豚 (文春ジブリ文庫 1-7 ジブリの教科書 7) の感想
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参照データ
タイトル | ジブリの教科書7 紅の豚 (文春ジブリ文庫 1-7 ジブリの教科書 7) |
発売日 | 2014-09-02 |
製作者 | スタジオジブリ |
販売元 | 文藝春秋 |
JANコード | 9784168120060 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » イラスト集・オフィシャルブック |
購入者の感想
がありました。作品解題の中で、大人を降りた大人の物語というのを読み、なるほどと思った。読後2週間の今も、自分も大人を降りた大人だなと、ときどき思ってしまいます。となると、人を犬に例える蔑視表現しかり、「豚」に込められた世間全般の蔑視を考えたりします。ジブリの教科書は概ね読んでいますが、賢明な執筆陣が多く、各作品へのとっかかり、視点や掘り下げ方がなかなか面白いです。私にとって正しいか正しくないか(正誤)を問わず、好きか嫌いか。それぞれの執筆陣がなぜ好きなのかを自己(知見)を足場に、じっくり探求しているから面白いんです。読者としての私も長らく、何度となく見ている映画ですから、特に面白く執筆陣の意見が読めるのでしょう。