挑戦するピアニスト 独学の流儀 の感想

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タイトル挑戦するピアニスト 独学の流儀
発売日販売日未定
製作者金子 一朗
販売元春秋社
JANコード9784393937785
カテゴリジャンル別 » エンターテイメント » 音楽 » 音楽理論・音楽論

購入者の感想

大人になってからピアノを再開してアマチュアコンクールを目指すような
ハイアマチュアに是非。
もちろん、「気が付いたらピアノが弾けちゃってた」音大生にも
技術を確かなものにするために参考になると思います。

例えば、「暗譜」についての項。
普通、小さな頃からピアノを習っていた人は暗譜があまり苦ではありません。
しかし、それは単に何度も弾いているうちに「指が覚えた」からで、
何かのきっかけでつまづくと、頭が真っ白になります。
これは本当の意味で暗譜ではありません。
本当の暗譜とは…というようなことが具体的な方法とともに書かれています。

方法論とは別に、責任ある仕事を持つ社会人の著者が
いかに時間を確保して、知恵を絞ってピアノに没頭したか…
読み物としても、刺激を受けました。

42歳の現役高校教師にしてピアニストでもあるという経歴に惹かれ、本書を手に取ってみた。
読んでみて、一番残念に思ったのは、私の学生時代に、このような本に出会えなかったことである。
まさしく、当時の私は、楽曲分析のない「機械的練習」に嫌気がさし、いつの間にか、当時習っていたヴァイオリンから離れてしまったのだった。
一見単調に見える練習でも、その練習の意味を見いだすことが出来れば、練習を続けることが出来る。それこそが、「考える練習」の楽しさだ。
今、ピアノを習っている人、上手くなりたい人、そして、上手くなるために頭で考えることをいとわない人にとって、本書は、最初に手に取るべき基本書となるだろう。
なお、本書は、楽譜が読めることを前提にしているので、注意して下さい。0

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