いよいよローカルの時代―ヘレナさんの「幸せの経済学」 (ゆっくりノートブック) の感想
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参照データ
タイトル | いよいよローカルの時代―ヘレナさんの「幸せの経済学」 (ゆっくりノートブック) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | ヘレナ ノーバーグ=ホッジ |
販売元 | 大月書店 |
JANコード | 9784272320356 |
カテゴリ | ジャンル別 » 科学・テクノロジー » 地球科学・エコロジー » 環境問題 |
購入者の感想
言語学者でもあり、ラダック地域のエキスパートでもあるヘレナさんと、人類学者でありナマケモノ倶楽部というユニークなNGOの世話人でもある辻信一さんの対談。
ヘレナさんの半生が語られながらも、現在の加速するグローバリゼーションとは別の枠組みとして「ローカリゼーション」が語られている。
経済発展、持続的な開発、金融のグローバル化などなど、私たちの暮らしとはやや遠いところでいろいろなことが動いている今。
その問題点をしっかりおさえながら、「ローカリゼーション」というものに注目する。
実は、既にローカリゼーションとしていろいろな動きが活発化している。
ひとりひとりが生きている「日常」の舞台でもある地域で、どういったことができるのか?
食べものの選択を地域に根ざしたものに切り替えること、地域で「グローバリゼーション」や「ローカリゼーション」について話す場を設けること、ワークショップや講座を打つこと。
変化は小さなところや具体的なところから起きる。
閉塞感に満ちた現代社会をどう生きるか?ひとつのこたえは、地に足のついた形での、具体的な地域実践なのだろう。
そういったことが、多角的な視点から語られている興味深い本です。0
ヘレナさんの半生が語られながらも、現在の加速するグローバリゼーションとは別の枠組みとして「ローカリゼーション」が語られている。
経済発展、持続的な開発、金融のグローバル化などなど、私たちの暮らしとはやや遠いところでいろいろなことが動いている今。
その問題点をしっかりおさえながら、「ローカリゼーション」というものに注目する。
実は、既にローカリゼーションとしていろいろな動きが活発化している。
ひとりひとりが生きている「日常」の舞台でもある地域で、どういったことができるのか?
食べものの選択を地域に根ざしたものに切り替えること、地域で「グローバリゼーション」や「ローカリゼーション」について話す場を設けること、ワークショップや講座を打つこと。
変化は小さなところや具体的なところから起きる。
閉塞感に満ちた現代社会をどう生きるか?ひとつのこたえは、地に足のついた形での、具体的な地域実践なのだろう。
そういったことが、多角的な視点から語られている興味深い本です。0