ロングテール‐「売れない商品」を宝の山に変える新戦略 (ハヤカワ文庫 NF 408) の感想

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参照データ

タイトルロングテール‐「売れない商品」を宝の山に変える新戦略 (ハヤカワ文庫 NF 408)
発売日販売日未定
製作者クリス・アンダーソン
販売元早川書房
JANコード9784150504083
カテゴリジャンル別 » ビジネス・経済 » IT » ビジネスとIT

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購入者の感想

言葉自体は、昨年からウェブで話題になっていましたが、本を読んですっきりしました。

ロングテールの本質は、アグリゲーターによるコストの外部転嫁です。

google, Amazon , ITMS , ネットフリックス(DVDレンタル),ラプソディ(音楽配信)といった
事例を通じて、アグリゲーターの戦術も定式化されています。

それは、

・ヘッド(売れてる2割)からテール(売れてない8割)まで、集積する。
・人気ランキングやレコメンデーションなど、お客が好みのものを探しやすい環境を整える。
・コスト(コンテンツの制作コスト、物販ならば配送コストも)は、会社の外部に転嫁する。

わかりやすく言い換えると、

・いかに早く、安くかき集めるか。
・いかに顧客の好みのものを早く、多く見せるか。
・物販の場合は、いかに早く、安く届けるかも加わります。

ということになります。

まとめとして、

○ これまでと変わらない点は、

・消費者の1日は24時間しかないため、全人類の注目量には限界があるということ。
・売れっ子クリエーターか、アグリゲーター(集積者)しか儲からないということ。

○ これまでと変わる点としては、

・テールの部分にも光があたる可能性が高まったがゆえに、見切りをつけられない
 クリエーターが生涯テールでいつづけるリスクが高まること。

だと思いました。読みやすく、鋭い洞察がおすすめの1冊です。0

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