元勲・財閥の邸宅―伊藤博文、山縣有朋、西園寺公望、三井、岩崎、住友…の邸宅・別邸20 (JTBキャンブックス 文学歴史 26) の感想

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タイトル元勲・財閥の邸宅―伊藤博文、山縣有朋、西園寺公望、三井、岩崎、住友…の邸宅・別邸20 (JTBキャンブックス 文学歴史 26)
発売日販売日未定
販売元ジェイティビィパブリッシング
JANコード9784533066092
カテゴリ »  » ジャンル別 » アート・建築・デザイン

購入者の感想

同シリーズの皇族の建物がすごくよかったのでこちらも読んでみた。
同じ明治大正時期の建物でも、皇族のそれと元勲のものとは全くたたずまいが違って
すごく面白かった。基本的に明治政府の元勲は元々有力藩の人(武士)ってことを考えると
公家の家と武士の家はこんな感じに違うだろうな、と想像はつくのだけど。

想像以上にはっきりと二者の建物が違っていて面白い。同じ時期に生き、どちらも
同じように海外生活をしている人が多いというのに。

どちらがいい、悪いではない。どちらもいい。他のシリーズも読みたいと思った。

京都に建つ山縣有朋の無鄰菴、明治村に移された西郷従道の洋風邸宅、江戸東京たてもの園に移築の三井八郎右衛門邸……。
明治の元勲の邸宅をはじめ、贅を尽くした財閥の別邸、さらに大正期の政治家の旧居など、現在も残る「貴顕の館」20ヶ所が美しい写真で紹介されています。
文章も建築主のエピソードや蘊蓄がバランスよく盛り込まれ、読みやすく仕上がっています。
この手の本にありがちな、こまごまとした建築意匠ばかり取り上げるのではなく、全景や周囲のロケーションもしっかり紹介されており、大変好感が持てました。
よい目配りがなされた一冊だと思います。

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