脱・成長神話 の感想
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参照データ
タイトル | 脱・成長神話 |
発売日 | 2015-02-06 |
製作者 | 武田晴人 |
販売元 | 朝日新聞出版 |
JANコード | 登録されていません |
カテゴリ | ジャンル別 » 社会・政治 » 社会学 » 消費者問題 |
購入者の感想
高度経済成長時代以降、GDP(あるいはGNP)が増えるのは よい事だ、という考えが、「常識」として定着しています。
最近の低成長なGDPを引き上げるために、老人の継続勤務や、女性の職場復帰を後押しする政策も、進められようとしています。
しかし、日本の人口が減っていけば、日本全体のGDPは、やがて減少に向かわざるを得ないと、予想されます。
GDPが減ると、何が起きるのか、それは、間違いなく不幸な世界なのか、一度考えてみるのは、意味のあることでしょう。
本書の中で、著者は、そのような問題提起をしていると思うのですが、途中で、原発の話が出てきたり、財政赤字の話が出てきたり。
個々の論点としては、妥当な主張だとしても、本来の主題である「脱・成長神話」との関連が、見えにくくなっています。
最近の低成長なGDPを引き上げるために、老人の継続勤務や、女性の職場復帰を後押しする政策も、進められようとしています。
しかし、日本の人口が減っていけば、日本全体のGDPは、やがて減少に向かわざるを得ないと、予想されます。
GDPが減ると、何が起きるのか、それは、間違いなく不幸な世界なのか、一度考えてみるのは、意味のあることでしょう。
本書の中で、著者は、そのような問題提起をしていると思うのですが、途中で、原発の話が出てきたり、財政赤字の話が出てきたり。
個々の論点としては、妥当な主張だとしても、本来の主題である「脱・成長神話」との関連が、見えにくくなっています。