海の都の物語〈6〉―ヴェネツィア共和国の一千年 (新潮文庫) の感想
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参照データ
タイトル | 海の都の物語〈6〉―ヴェネツィア共和国の一千年 (新潮文庫) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 塩野 七生 |
販売元 | 新潮社 |
JANコード | 9784101181370 |
カテゴリ | » 本 » ジャンル別 » 文学・評論 |
購入者の感想
英雄を描く物語ではないと著者は言ってるが、地中海最後の砦となったクレタ島攻防戦の司令官フランチェスコ・モロシーニはやはり英雄と言わざるをえないだろう。25歳で参戦し、25年間戦って、今や50歳。結婚する間もなくクレタ島カンディアで戦ってきて、ついに名誉の降伏・・・・・。
「民主制+貴族制+君主制=共和国ヴェネツイア」なる図式がナポレオンの前に崩れ去る日がついに来た1797年。
これで「海の都の物語」は終わるが、ヴェネツイアに行ってみたくなった。通常のガイドブックでは味わえない興味と興奮をもたらしてくれたこのシリーズと塩野氏に感謝!
「民主制+貴族制+君主制=共和国ヴェネツイア」なる図式がナポレオンの前に崩れ去る日がついに来た1797年。
これで「海の都の物語」は終わるが、ヴェネツイアに行ってみたくなった。通常のガイドブックでは味わえない興味と興奮をもたらしてくれたこのシリーズと塩野氏に感謝!