Hunter の感想

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ヘヴィではあることは以前とそう変わりはないけれど、
かつての時代のハード・ロックがそうであったように、
ヘヴィさと共にキャッチーなメロディーもキャッチーなリフも備え、
そのキャッチーさに磨きを掛けまくっている。
が、キャッチーさと引き替えにして、
バンドの神秘性やスケール感が失われたというわけでもない。
そのバランス感覚が凄い。
とても分かりやすいのだけれど、とても奥深い感じは、
昔のブラック・サバスのアルバムを聴いた時の感覚に似ている。

そのサバスはもちろん、レッド・ツェッペリンやグランド・ファンク・レイルロード等、
70年代の骨太ハード・ロックが好きであれば聴いておいて損はない。

個人的には、2011年を代表するハード・ロック盤だった。