Born on a Blue Day: A Memoir of Asperger's and an Extraordinary Mind の感想
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参照データ
タイトル | Born on a Blue Day: A Memoir of Asperger's and an Extraordinary Mind |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | Daniel Tammet |
販売元 | Hodder & Stoughton |
JANコード | 9780340899755 |
カテゴリ | » 洋書 » Special Features » all foreign books |
購入者の感想
アスペルガー症候群である著者本人が平易な英語で自分の子供時代から現在を説明しているという点で貴重な書籍であると思う。
幼少時の癲癇が原因であるということであるが、ドストエフスキー、ゴッホ、そしてルイス・キャロルも同じ癲癇があったとの記述がある。
この書籍で紹介されているが、右脳、左脳の何れかの機能が不十分であると、不足を補うようにもう片方の機能が発達し
絵が上手くなる等の極めて高い能力を持つ事があるという。某大学ではこれを応用して、通常の人間がより高い能力を発揮する
方法を探る研究をしているとのこと。
著者は、数学だけでなく外国語を取得する能力に長けている。1週間程度のアイスランド語の勉強で、アイスランドでテレビの
インタビューを受ける位になるのである。その能力を活用し外国語習得のためのeラーニングサイトを立ち上げたり、チャリティの
ために数学のパイ(3.14…)を22,500桁暗唱するイベントについて綴られている。
それで著者本人が「子供時代に周囲から遊離する原因となった能力により、大人においては他者と繋がり友人になることが
出来るのは不思議だ」と書いている。この一文だけでも大きなヒントになる方も多いだろう。
単語が比較的平易なので、あまり洋書を手にされない方にも薦められる。
幼少時の癲癇が原因であるということであるが、ドストエフスキー、ゴッホ、そしてルイス・キャロルも同じ癲癇があったとの記述がある。
この書籍で紹介されているが、右脳、左脳の何れかの機能が不十分であると、不足を補うようにもう片方の機能が発達し
絵が上手くなる等の極めて高い能力を持つ事があるという。某大学ではこれを応用して、通常の人間がより高い能力を発揮する
方法を探る研究をしているとのこと。
著者は、数学だけでなく外国語を取得する能力に長けている。1週間程度のアイスランド語の勉強で、アイスランドでテレビの
インタビューを受ける位になるのである。その能力を活用し外国語習得のためのeラーニングサイトを立ち上げたり、チャリティの
ために数学のパイ(3.14…)を22,500桁暗唱するイベントについて綴られている。
それで著者本人が「子供時代に周囲から遊離する原因となった能力により、大人においては他者と繋がり友人になることが
出来るのは不思議だ」と書いている。この一文だけでも大きなヒントになる方も多いだろう。
単語が比較的平易なので、あまり洋書を手にされない方にも薦められる。