グラッド・トゥ・ビー・アンハッピー の感想

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＜グラッド・トゥ・ビー・アンハッピー＞、
ジム・ホールとポール・デスモンドのコラボにはとても素敵なアルバムがたくさんあります。
わたし、なかでも、このアルバムは大好きです。

採り上げられている曲がみんな、本当にいい曲で、趣味のいい曲ばかりです。
ジム・ホールもポール・デスモンド、とても、趣味のいいジャズプレイヤーです。

まずタイトル曲の＜グラッド・トゥ・ビー・アンハピー＞：
わたしこの曲、大好きです！！
リチャード・ロジャーズの作曲、ロレンツ・ハートの作詞です。リー・ワイリーのヴォーカルで有名ですが、
ビリー・ホリデーの歌っているのも、とても、いいと思います。

でも、わたしには、
もしかすると、ヴォーカルよりも、素敵に、モット深く歌詞が聞こえてくるように聴こえるのが、
この、ポール・デスモンドとジム・ホールの＜Glad to Be Unhappy＞です。
お二人の見事な、心に響くインター・プレイにはうっとりとしてしまいます。

それにしましても、このアルバムの全体に言えることですが、
コニー・ケイのドラムスの素敵なこと！
そのセンシティヴなブラッシュ・ワークは、それこそ、天下一品！だと思います。
コニー・ケイ、わたしは大好きです。

アンプのボリュームは、
コニー・ケイのブラッシュの一本一本が、シン、シンとなっているのが聴こえるくらいに上げてお聴きください。
そして、ジーン・ライトのベースとコニー・ケイのドラムスがめちゃめちゃ素敵なのが
＜Poor Butterfly＞です。モチロン、ジム・ホールもポール・デスモンドもたまりません。

あ、それと＜蜜の味＞も、いいですね！！

たくさんのいいことずくめの超・五つ星のアルバムです。0