文鮮明師自叙伝に学ぶ―『平和を愛する世界人として』の生き方 の感想

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文鮮明師の日本での功績は第一に国際勝共連合の創設があげられるであろう。
日本の共産化を防ぐことに多大な貢献をしたことは疑いない事実である。
発行部数は少なくとも「世界思想」や新聞「世界日報」は公正な記事と保守的
言論機関として渡部昇一氏を始め心ある知識人の評価を得ている。アメリカでも
「ワシントンタイムス」はレーガン大統領が一日の最初に目を通す新聞であった。

数多くの分野に進出し、宗教団体（思想団体）であることからも多くの誹謗、
中傷、誤解、反感を受けてきたことも周知の事実ではあるが、例えば文師が
アメリカの水産業において鮪釣りを始めとして当時の水産界に衝撃を与え、
また発展に寄与してきたことは知る人ぞ知ることである。今もUCグループはアメリカの
寿司ブームを陰ながら支える存在である。