One True Vine の感想

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ゴスペルシンガーMavis Staplesの本新作は前作に続きWILCOのJeff Tweedyがプロデュース、そして基本的にはJeff Tweedyがギター類を、息子のSpencer Tweedyがドラムスを担当している。
曲はWilcoカバー、Jeff、公曲、George Clintonカバー、Lowカバー、Nick Loweによる楽曲といった構成。
今までのような、熱いゴスペルでは無く、前作「You Are Not Alone」以上にアコースティックなサウンドになっている。
ある意味Wilcoらしい、無機質な、淡々としたフォークサウンドに、Mavis Staplesによる深い、味わい深い祈りの声が響く。
より一層ボーカルの凄みが浮き出てくるような感じ、あまりに粛々とした、厳かで一言一言噛み締めるように静かに祈るMavis Staplesの語りに鳥肌です。
凄いシンガーだ。