WWDD 初回限定盤(CD+DVD) の感想

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2014年は彼女たちにとって充実した一年でした。勢いそのままに2ndアルバムをリリース。粒ぞろいで良曲ばかりです。
初回盤はMV集と、彼女たちの真骨頂であるライブ映像入ったDVD付きで、満足度の高い内容です。
通常盤と迷いましたが、買って正解でした。

「いじめられ部屋に引きこもっていた」から始まったWWD。
「夢なんか下らない　仲間なんてしょうもない」から始まったWWDII。
作詞・作曲者であるヒャダインは冒頭からネガティブな歌詞を放り込んでいました。

それが、今作のちゅるりちゅるりらでは
「グリグリハングリーに勝ちに行け！」
という歌詞で始めています。
「でんぱ組はもう大丈夫。天下を取れ！」と、この曲で送り出してくれたという事です。
SSTVのでんぱ組特番で
「WWDを歌わないでよいグループになってほしい」と仰っていたのも印象的でした。
本当に愛の感じられるエピソードです。

ライブでもWWD、WWD2を歌わないで済むほどのグループになった時が、でんぱ組.incが本当に完成する時なのだと思います。
ストーリーとしてとても意味のある１枚だと思います。名盤。

でんぱ組.incセカンドフルアルバム。ファーストがあれだけの傑作だっただけあって次作を作る難しさは有っただろうが、先行されてリリースされたシングル群も含め純粋に前作をアップデートさせた進化系を提示してくるという最も単純にして難儀な道を選択し見事に結実させた。違いがあるとするなら前作の幾つかの曲にあったマイノリティー的立ち位置に纏わる攻撃的な部分が大分抜け落ちているという事で、最初から最後まで祝祭的な多幸感に満ちているという事か。アルバム曲も傑作揃いだが、個人的にはギミックを排し、ロックとバラードというそれぞれスタンダードなスタイルのサウンドにトライした「ブランニューワールド」と「イロドリセカイ」が素晴らしかった。アイドル音楽としてこれ以上のものは無いのではないかと言えるパーティ・アンセム「サクラあっぱれーしょん」で締めくくるまで非の打ち所のない完璧な一枚。

DVDはMV7曲に全曲メンバーの副音声付と、ライブ9曲で約72分収録。ライブはもう少しカメラワークを頑張って欲しかったところだけど、ボリュームを考えれば大満足。この特典の密度の濃さは他メーカーも見習って欲しい。
MVが流れ終わった後、画面が暗転してなかなか次のライブ映像が始まらないのは暗転後もメンバーがコメンタリーで喋りつづけているからだったりする。

2014年は良くも悪くも、「WWD 」のマイナスからのスタートという、ストーリーありきでのメディア露出が多かったでんぱ組ですが、武道館、ワンマン2daysライブと経て、新たな局面を目指すべく満を持してnew アルバム「WWDD 」が発売されました。
でんぱ組らしい電波ソング、王道アイドルソング、ロックチューン等、飽きのこない神曲満載のとてもいいアルバムです。初回限定盤のライブ映像は必見です。
後、私の推しメンピンキーこと藤咲彩音ちゃんの、ソロパートも増えており、彼女のダンスだけじゃない魅力満載の聞き応えのあるアルバムです。

まだでんぱ組.incのファンになって半年しか経ってませんが、スゴいアルバムでした。こんなに全曲ハマれるアルバムに出会ったのはリアルに10年振りぐらいかもしれません。
シングル曲やカップリング曲だった、「でんぱーりーナイト」や「ちゅるりちゅるりら」「バリ3共和国」などが素晴らしい楽曲なのは言うまでもありませんが、アルバム収録されてる新曲も素晴らしすぎます!!
「ダンス ダンス ダンス」と「FD2」は、ノリノリで明るくてLIVEで聴いたら盛り上がる事マチガイなし。
オレンジレンジのNAOTOさんが提供した「NEO JAPONISM」は代々木で初めて聴いた時、すごく激しい楽曲でテンションが超上がりました。最初は「リズムがでんぱ組ぽくないなー。」と感じましたが、聴けば聴くほどクセになるリズムなので、やっぱりこの曲も素晴らしいです。好きです。
代表曲の「まもなく、でんぱ組.incが離陸いたします」「Dear☆stageへようこそ」が収録されていたのは、自分みたいな新参者にはとても有り難かったです。
そして11曲目の「檸檬色」から「ブランニューワールド」「イロドリセカイ」最後の「サクラあっぱれーしょん」までの流れが…もう切なすぎます。「サクラあっぱれーしょん」は明るい曲なはずなのに、どうしてこんなに感傷的になるんでしょうか。
要は、でんぱ組が好きな人、気になっている人がこのアルバムの楽曲を各3回以上聴いたら、もう完全にトリコです。
特典DVDのLIVE映像やPVもタップリ収録されてて大満足です。
「ちゅるりちゅるりら」PVの副音声で、がんばれ!ゴエモンの話題をしたり「キラキラチューン」のLIVE映像でライブ中にカップヌードルを作り出す6人が個人的にはツボで、やっぱりこの人達タダ者じゃねえ…と改めて実感させられました(笑)
あー!ライブ行きてー!!

団塊ｊｒのおじさんです。
仕事の疲れが癒されます。中毒になります（汗）

プロデューサーさん、作家陣神仕事(^O^)／

6人の個性的な声を活かし見事に調和してます。
めちゃくちゃいい。めちゃくちゃかっこいい。
マジ神曲の数々！！

８ｂｉｔ世代も萌えます！！

人生を左右する音楽です☆彡