Ec Was Here の感想

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参照データ

タイトルEc Was Here
発売日1996-08-20
アーティストEric Clapton
販売元Polydor / Umgd
JANコード0731453182325
Disc 1 :Have You Ever Loved A Woman
Presence Of The Lord
Driftin' Blues
Can't Find My Way Home
Ramblin' On My Mind
Further On Up The Road
カテゴリ » ミュージック » ジャンル別 » ポップス

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購入者の感想

『461〜』、『安息の地を〜』でレゲエ要素を交え、特に後作はクラプトン作品の中で最もレイドバックしている(個人的に)ために、作品こそ素晴らしい出来であるものの、ギタープレイを見たがるクラプトンファンならストレス気味だったに違いない。しかし本作はそのクラプトンファンの期待に応える久々のブルースを全開にしたライブ盤である。 アルバムは6曲という少なさではあるが、1曲につき5〜10分で、クラプトンの時に渋く、時にゆったりとしたギタープレイを聴かせてくれる。 そしてとにかくこの6曲全てが聴き逃しが厳禁、1曲1曲違った味が楽しめるのである。 #1のスロー・ナンバーは、クラプトンがアイドルと仰ぐフレディ・キングの名曲で、クラプトンはかつて在籍していたデレク・アンド・ザ・ドミノスのアルバムでも演奏しているが、かなりメロディ路線だったデレク〜とは違い、ムード感溢れる渋いテイストになっている。#2はクラプトンのオリジナルで、宗教的描写も目立つスロー・ナンバーだが、イヴォンヌとのデュエットが美しく、また中盤で思いっきりロックなインストを展開させている。アコギのソロで始まる#3は約11分の大作で、終盤には『ランブリン・オン・マイ・マインド』を絡めたアレンジがまた絶妙なナンバーだ。イヴォンヌとのデュエットを再び展開した#4の爽やかなナンバーに続き、#5のR・ジョンソンのカバー『ランブリン〜』で、哀愁漂うギター・プレイを堪能させてくれる。そして#6のシャッフル・ビートをバックに巧妙かつ軽快な楽しいナンバーで幕を下ろす。 クラプトンの作品にはオリジナルが少ないと揶揄される事があるのは確かだが、クラプトンが醸し出す独特の世界観に惹かれてしまうのである。 はっきり言って年を重ねたクラプトンはあまり好きではない。30代のクラプトンだからこそ、何か計り知れない魅力がある。それを如実に表されているのがブルースのみでまとめられたライブ盤の本作だと感じるのである。

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Polydor / Umgdから発売されたEric ClaptonのEc Was Here(JAN:0731453182325)の感想と評価
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