TEAC S-300NEO-B コアキシャル2ウェイスピーカーシステム ブラック の感想
参照データ
タイトル | TEAC S-300NEO-B コアキシャル2ウェイスピーカーシステム ブラック |
発売日 | 2012-08-31 |
販売元 | ティアック |
JANコード | 4907034217007 |
カテゴリ | カテゴリー別 » オーディオ » スピーカー » ブックシェルフスピーカー |
TEAC S-300NEO-B コアキシャル2ウェイスピーカーシステム ブラック とは
コンパクトなのは形だけ。可聴全帯域での優れたエネルギー・バランスを実現する、熟成のコアキシャル2ウェイ・スピーカーシステム
『S-300NEO』は、ロングセラーTEAC S-300を彷彿させるコアキシャル(同軸型)2ウェイ・スピーカーシステムです。
一般的な2ウェイ・スピーカーシステムと異なり、ウーハーとツィーターを同一軸上に配置したコアキシャル(同軸型)ユニットを採用。
コアキシャルでなければ得られない優れた定位感を提供します。
エンクロージャーにはMDFを用いた、リアダクト・バスレフ方式を採用。
フロントバッフルに固定されたユニットからの音波の干渉を排除してクリアな音質を確保するとともに、豊かなアコースティック特性を実現しています。
スピーカーターミナル部はバイワイヤリング接続にも対応し、バナナプラグ対応金メッキタイプのターミナルを採用しました。
コンパクトで置き場所を選ばないサイズのエンクロージャーは、多層塗装を施しバフ研磨した贅沢な仕上げを施しており、インテリアとしても高い満足感を提供します。
さらに音質を追求したいリスナーのために、3点式のスパイクとフットベースを付属。
部屋や置き場所にあわせて好みの音質にファインチューニングする楽しみを提供します。
ナチュラルなサウンドで圧倒的な評価を獲得したロングセラーS-300の発売から20余年。
アイデンティティはそのままに、現代のオーディオにマッチした新しいコアキシャル 2ウェイ・スピーカーシステムとして、『S-300NEO』は誕生しました。
往年の名器「S-300」を彷彿させる同軸2ウェイユニット
![](http://g-ec2.images-amazon.com/images/G/09/detail/review/b005yvq1x0.04.jpg)
スピーカーユニットには、新開発 Air Dump Center Pole System 搭載 13cmコアキシャル2ウェイユニットを採用し、優れた定位感とサイズを超えた豊かなサウンドを実現しました。
ツィーター・ユニットでは、特殊ウレタンでカウリングすることによって不要振動をふせぎ、高域を純化しています。
インテリアとしても通用する仕上げのエンクロージャーとオーディオを楽しめる細部のこだわり
エンクロージャーは高密度MDFを用いたリアダクト・バスレフ方式を採用。
フロントバッフルに固定されたユニットからの音波の干渉を排除してクリアな音質を確保するとともに、豊かなアコースティックを実現しています。
ポートの口径や位置、ダンパー材の配分、適切な吸音材のセッティングなど、細部に至るまで高音質を追求した設計です。
天然木の突板に多層塗装を施しバフ研磨した贅沢な仕上げは高級感あふれるレッド系チェリー。
深みのある芳醇な仕上げは、音楽を聴くひとときに深い味わいを醸し出してくれます。
スピーカーターミナル部はバイワイヤリング接続にも対応し、バナナプラグ対応金メッキタイプのターミナルを採用しました。
音質をさらに追い込むためのアイテムとして3点式スパイクを付属。
着脱可能なスパイクにより、部屋に合わせた理想の音質へのチューニングを施すことが可能です。
フロントバッフル面に装着するサランネットはマグネット装着方式を採用。
サランネットを装着しない状態でも留め具が存在しない事で、スッキリとした高級感あるフロントバッフルデザインに貢献しています。
Air Dump Center Pole System 搭載 13cmコアキシャル2ウェイユニット
空芯コイルより磁気歪みを追放
ツィーター・ユニットは特殊ウレタンでカウリング
MDFを用いた、リアダクト・バスレフ方式
![](http://g-ec2.images-amazon.com/images/G/09/detail/review/b005yvq1x0.01.jpg)
天然木の突板に多層塗装を施しバフ研磨した贅沢な仕上げ
![](http://g-ec2.images-amazon.com/images/G/09/detail/review/b005yvq1x0.05._SX240_.jpg)
バイワイヤリング方式スピーカーターミナル(金メッキ・バナナプラグ対応)
![](http://g-ec2.images-amazon.com/images/G/09/detail/review/b005yvq1x0.02.jpg)
マグネット装着式サランネット
![](http://g-ec2.images-amazon.com/images/G/09/detail/review/b005yvq1x0.06._SX300_.jpg)
3点式スパイク装着可能(スパイク&フットベース付属)
![](http://g-ec2.images-amazon.com/images/G/09/detail/review/b005yvq1x0.03.jpg)
TEACオリジナルクリーニングクロスを付属
![](http://g-ec2.images-amazon.com/images/G/09/detail/review/b005yvq1x0.07.jpg)
※サンプル画像
![TEAC S-300NEO-B コアキシャル2ウェイスピーカーシステム ブラック サンプル画像](http://ecx.images-amazon.com/images/I/41nKPTc6KyL.jpg)
![TEAC S-300NEO-B コアキシャル2ウェイスピーカーシステム ブラック サンプル画像](http://ecx.images-amazon.com/images/I/41QySo-tZtL.jpg)
購入者の感想
まず ズッシリと重い。ウーファーの口径が同じであるJBL 4312M II よりも遥かに重量感があります。
つやつやの’表面塗装には賛否両論ありそうですが、MDFの表面保護として強靱な保護膜は必須でしょう。
何より気に入ったのがマグネット装着のサランネットです。本体側には塗装の裏側に鉄製部品が埋め込まれているのでしょう、
表面からは何も見当たりません。でもネットを近づけると正確に位置決めされて、ぴったりと装着できるのですよ。4312なんかの
安っぽいベルクロによる装着よりもかなり便利ですね、まあ 頻繁につけばずすことなんかないのでどうでもいいことなんですけど、ちょっと感激してしまったのです。
さて 肝心の音ですが、PC用に購入したので、現在、Mac miniーー>鎌ベイアンプ2100ーー>本機 とアナログ接続していますが なかなか侮れない音を出してくれます。とくに女性ボーカルはすばらしいと感じます。4312Mのドライなアメリカーンな印象ではなく、適度な湿り気を感じる艶っぽさを持っています。クロスオーバーの設定がうまくいったのでしょうね。
カーーんと突き抜ける印象は薄いですが、低域から高域までバランスよく音が出ています。例をあげると 山口百恵さんの声は
大抵のSPで聴くとサ行の音が強調されて聞こえる傾向があります。いわゆるサ行の音が刺さる というやつです。小口径のツイータで比較的ワイドレンジを持たせている場合によく起こると思います。本機の場合、刺さりません。なめらかに表現してくれます。女性ボーカルの基底周波数のかなり上の領域でクロスオーバーさせているのでツイータが余計なことをしないというか、振動しすぎないことが効いていると感じます。
音のクオリティには充分満足なのですが、気になる点もあります。リアのバスレフポートはセッティングがかなり難しい。
小型のキャビネットなのでバスレフポートは必須ですがポートが後面のため、さらに背面の壁がどういう反射をするかによって