妊娠しやすい食生活 ハーバード大学調査に基づく妊娠に近づく自然な方法 の感想

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子どもがほしいと思って1年が過ぎ、たまたま目に止まって読んだ本でした。
それまで鉄分、葉酸、カルシウムなどを摂ったほうがいいなど断片的に聞いたことはありましたが、「なぜそうしたほうがいい」ということは知らず、なんとなく、いい加減にしてきただけでした。
でもこの本では、色々な食べ物について事細かに、この食べ物をたくさん摂った人は○○%不妊のリスクが増えた・減ったなどと統計学的データを示しており、読むと自分の食生活を見直そうと心から思えます。
データで示すことで、旦那さまにも理解をしてもらうことができます。
私たち夫婦は、まずこの本を読んでトランス脂肪酸が含まれる食品を極力取らないように食生活を変えました。その他、魚、大豆を多く摂ること。くるみを食べるなど。
この食生活のせいかどうかはわかりませんが、この本に出会って2ヶ月ほど。なんと子どもを授かりました。
それ以前からヨガをしたり色々試したことはあったので、この本の内容のおかげ、だけではないと思います。ですが、食べ物はその人の体を作るものであり、食べるものの改善より不妊のリスクは減る。そう実感させてくれる本でした。

根拠となるデータは、18000人の妊娠を希望するアメリカ人看護士さんたちのアンケートから成っています。そのために、食生活と傾向がよく表れていて、説得力があると思いました。ただ、今まで不妊治療歴が長い人たちには、目新しい内容はあまりありませんので、改めて勉強するとか、今から妊活を始めるという方には、とても参考になる書籍であると思います。また、厳しい食制限よってストレスを与えられるような内容ではく、楽しんで生活改善をできるアドバイス本であると思います。