改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学 (単行本) の感想

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この本は給料を得るために毎日働く生活から、不労所得を得て悠々自適の生活へと移るための方法について書かれた本です。
細かい内容、特に倫理的部分については賛否両論あると思いますが、以下に引用する資産と負債の見分け方については誰にとっても参考になると思います。

　「資産は私のポケットにお金を入れてくれる」
　「負債は私のポケットからお金を取っていく」

著者が不動産投資で成功した人物のため、この本には不動産の話ばかり書かれていますが、この資産と負債の見分け方は他にも応用できます。

例えばベストセラー本を書けば、それが資産になります。
本を書いたあとは何もしなくてもお金が入るからです。

例えば成長する会社の株を買えば、それが資産になります。
毎年かってに会社が成長して、配当をくれるからです。

商売をやる人にとっては、お客様からの信頼も、この考えでは資産になります。
何度も商品を買ってくれたり、口コミで新しいお客様を紹介してくれたりするからです。

著者のやり方が気に入っても気に入らなくても、この資産と負債の見分け方は有益だと思います。0