奇跡講座 テキスト編 の感想

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「ア・コース・イン・ミラクルズ」という本があるということを、十数年前に幾つかの重要な書物から知って以来、原書に当たり、サイトを訪ね、ナレーションCDや日々のレッスンのカードを購入し、最近では電子ブックも…と、ある意味「ACIMオタッキー」となってました。
とはいえ、そこまで英語読解力があるわけでもなく、耳学問の域を出なかったのですが、去年の「ワークブック編」に続き、ようやく「テキスト編」が発行され、今しも手元で貪るように読んでいます。
この書籍の発行は、この国においての何にも勝るトップニュースで、まさに「途方もなく良い報せ」です。
そもそも、約四十年前に原書が発行されてから、正規版で各国語訳が出ていたのに、なぜ日本語版がここまで遅くなったのか、よくわかりませんが、ともあれ、こうして素晴らしい訳でしっかりと発行されたことで、この国の心ある人々の哲学意識が少しずつ根底から変化してゆく礎ができたのだ、と感じています。
この膨大かつ深い情報量を、この一生で消化吸収、実践できるかどうか、それは私にとっての今生最大の挑戦と思えています。
私たちの真の目覚めへの旅の端緒に立たせてくださった、翻訳者の方々、出版社の方々、FIP、原著者、そして話者の方に最大の感謝を捧げます。
ありがとうございます！

待ちに待った、奇跡講座テキスト編、ついに出版です。
まずは、この難解な本を長年、大変なご苦労をかけて完訳してくださった、
加藤三代子さん、澤井美子さんに感謝を捧げます。本当にお疲れ様でした。

奇跡講座の要点は、心を変化させること、これに尽きます。
心を変化させるとは、
これまで自分のものだと思ってきた、この肉体と心を、
自分を超えた大いなる存在（神）に委ねることに他なりません。
言葉を換えて言うなら、
これまで自分だと思っていたもの以外の全てが、
本来の自分だったと知ることです。
自力を放棄し、他力に生きることを学びます。

そして、
奇跡講座を学ぶ動機は、心の安らぎです。
心の安らぎだけを唯一の目標にします。

肉体が存在する限り、学びに終わりはありません。

一生涯を賭けた、無限の学びの旅のお供に、
これ以上の本はないかと思います。

※奇跡講座だけが天国に至るための唯一の道という意味ではありません。