ウラ女子。〜美術系モデル女子の場合〜 (ジェッツコミックス) の感想

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氏の絵柄、ストーリー性はリアル系。最近の性的演出有りの昼ドラ原作にどうか。不倫、それを知りつつの恋愛感情、人間模様はまさにドラマチック。抜きはそれに耐えられるかどうか次第。

豊満な肢体に群がる男たちの餌食にされながらも
自分なりに生きようと悩む女子たちを描く
「ウラ女子」シリーズ。

業界の男たちに翻弄された
アイドル志望娘を描いた前巻。

今回は美大を舞台に
将来を嘱望される才能を持つデザイン科の主人公が
彫塑科の学生でヌードモデルも引き受ける奔放なヒロインに出逢い
その肉体の魔力に堕ちていく姿を描く。

主人公：沢村裕也　デザイン科の学生
ヒロイン：三木谷紗良　彫塑科の大学院生

キャンパスで偶然、紗良に出逢った裕也は運命的なものを感じる。
そしてデザイン科のヌードデッサンの授業でモデルとして再会する紗良。

一方、紗良はデザイン科の杉内教授から
資金援助を受ける代わりに
密かに愛人関係を続けている。

そんなとき、自分に熱い視線を送る裕也を
紗良は自宅へ誘い熱い一夜を過ごすが・・・

紗良を自分だけのものにしたい裕也と
裕也とはカラダだけの関係でいたい紗良。

主人公やヒロインの屈折した過去が織り込まれながら
紗良の肉体が男たちの間で翻弄される。

今回も
ヒロインが豊満な肉体を揺すりながら燃え盛る
作者らしい迫力ある情交描写が頻繁に拝めるが
二人の心情変化の表現も秀逸。