西太后―大清帝国最後の光芒 (中公新書) の感想
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参照データ
タイトル | 西太后―大清帝国最後の光芒 (中公新書) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 加藤 徹 |
販売元 | 中央公論新社 |
JANコード | 9784121018120 |
カテゴリ | » 本 » ジャンル別 » ノンフィクション |
購入者の感想
50年近くにわたって専横を極めた稀代の悪女というのがこれまでの西太后に対する見方でした。
映画などでも描かれているように、すべてが計算し尽くされた行動によって権力を手中にしていく様は、およそ別世界の物語・・・。
しかし、本書では非常に等身大の人間としての捉え方をしています。
この西太后というキャラクターは、”非常に中国的”なのだそうです。
現在もこの”ミニ西太后”のような人は中国社会の至る所にいるとか。
現代中国とのつきあい方を考える上で、大変参考になる1冊でしょう。
筆者も書いているように死後100年というのは色々な資料が出てきて、それまでの伝説的な見方、価値観が変更される時期なのでしょう。
映画などでも描かれているように、すべてが計算し尽くされた行動によって権力を手中にしていく様は、およそ別世界の物語・・・。
しかし、本書では非常に等身大の人間としての捉え方をしています。
この西太后というキャラクターは、”非常に中国的”なのだそうです。
現在もこの”ミニ西太后”のような人は中国社会の至る所にいるとか。
現代中国とのつきあい方を考える上で、大変参考になる1冊でしょう。
筆者も書いているように死後100年というのは色々な資料が出てきて、それまでの伝説的な見方、価値観が変更される時期なのでしょう。