チェーザレ 破壊の創造者(11) (KCデラックス モーニング) の感想

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参照データ

タイトルチェーザレ 破壊の創造者(11) (KCデラックス モーニング)
発売日2015-01-23
製作者惣領 冬実
販売元講談社
JANコード9784063771190
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック

購入者の感想

まず、表紙(というか、帯)にルクレツィアが描かれているので、彼女絡みのシーンがあるだろうと期待していました。
チェーザレとの絡みはありませんが、出てきます。
まだ12歳の段階ですが、すでに華々しく、毒々しい。
カンタレラたる彼女の形成が、すでに始まっているようです。

さて。
今回、晴れてメディチ枢機卿となったジョバンニが、教皇聖下に拝謁、修行?の日々が始まった矢先、父が急逝。
ファザコンのジョバンニは帰省しようと暴れますが、ローマの父:ロドリーゴ枢機卿に諭され、ローマに留まり無事に教皇特使となってから、フィレンツェへ下るのでした。
このジョバンニは、最初こそお高いボンボンに描かれていましたが、途中から気弱なプニョ天然坊主になってしまい、彼が出てくる時は高確率で笑いが待っているというパターン。
ローヴェレ枢機卿に意地悪をされた窮境での、相手を立てつつ、いい感じにやり過ごすところなど、痛快かつ落ちもあり、見どころかと思います。

そして終盤、チェーザレの前にメディチとは真逆のジョバンニ(ゴンザーガ)が登場。
同じく次男ですが、こちらは俗っぽい対称的な人物のようです。
ロレンツォが亡くなり、三国同盟が危うくなった今、ボルジアが次のパートナーに据えるのは…???
(以下、次号w)

これまで、たくさんの登場人物と同名者が多くてややこやしい本作、
有名絵画を参照しているとはいえ、ある程度の主要人物はかなり見分けがつくことに、改めて驚いています。
これからもクオリティの高いこの作品が継続して読めますように!!

Kindle版は絵も文字もボケていて酷いものです。
せっかくの画力もこの画質では勿体無いの一言。
製品としては低品質ですが、作品としては素晴らしいので、ぜひコミックで買うことをお勧めします。

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