Chicago Studio Albums 1969-78 の感想

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久しぶりに、初期のシカゴのアルバムを聞きましたが最高でした。アルバムを発表する毎に、ポップに聞きやすくなっています。若い方が聞かれても素晴らしい音楽と共感されるかと思います。お勧めのアルバムです。

　何年か前，彼らのアルバムが豪華紙ジャケで国内再発されました。いまではほとんど廃盤で，高い値段がついているものが多いが，ズバリ、解説も歌詞も要らない，音楽だけが聞ければ良いヤ、という方には、本アイテムが一番お勧めです！

　前記紙ジャケと、収録ボーナスは同じと思います。

　無論、ジャケの紙は、薄いペラで、全部シングル。しかも、表側のデザインはそれなりに再現している物の，裏面は曲名が大きく書かれているだけで，ほんと、ただCDを収納するための紙ケース、といった感じ。日本製のものとツキトスッポンですので、そういった方面に期待している向きには不向きと思います。無論、ステッカーのミニチュアや内袋なんぞという気の利いたオマケもありません。

　しかし、国内版CD１枚くらいのお値段で，ファーストからホット・ストリートまで１０枚のスタジオアルバムを網羅できるのですから，これほどコストパフォーマンスの良い商品は他に無いと思います。

　最近、日本製工芸品的紙ジャケや音楽と関係ないオマケに飽き飽きしてきた自分のような中年リスナーには，本アイテムのようなのがかえってサッパリしていいです。