糖尿病はご飯よりステーキを食べなさい (講談社+α新書) の感想

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タイトル糖尿病はご飯よりステーキを食べなさい (講談社+α新書)
発売日販売日未定
製作者牧田 善二
販売元講談社
JANコード9784062726405
カテゴリ暮らし・健康・子育て » 家庭医学・健康 » 家庭療法・医学 » 糖尿病

購入者の感想

 2014年11月はじめ、意識を失い救急車で救命病院へ搬送されました。
 担当医が優秀なドクターで、MRIで原因がわからないので、「もしかして?」と血糖値を調べてくれました。
 結果は、ビンゴ!
 1800台という恐るべき血糖値でした。
 すぐに、糖尿病専門医のいる大学病院へ。
 そこで治療を受けて、一命を取り留めました。

 診断は、10万人に1人とか2人という1型糖尿病が劇症化したのでした。
 
 それから今日まで、入院中。現在11月15日。
 ずいぶん、どんどん、ものすごく、良くなってきました。
 もちろん、インスリン注射のおかげです。

 しかし、担当医、担当のナースたちから口を酸っぱくして言われているのが、「合併症こそが、糖尿病のいちばん恐ろしいところですよ」

 そこで、ネットをあさり、辿り着いたのが本書。
 目からウロコどころではありません。
 「目から炭水化物が飛び出しました」(^^)
 それほどのショックを受けました。

 シナモンのサプリが有効だなんて、医者の誰が言ったでしょうか?
 あるいは食後すぐの軽い運動が血糖を下げるのに効果があるなんて、誰かに聞いたことがありますか?

 私はただちに実践しました。

 インスリン注射を打って、食事をゆっくり、ゆったりと、「ご飯は出された量の4分の1程度」をいただき、食事を終えてすぐに、もっとも楽で、毛細血管を強化してくれる「らくらく毛管運動」を5分から7分ほど行いました。

 たしかに効果があります。
 血糖を測定すればわかります。

 糖尿病の治療はまったく新しい時代に入りました。
 私たちは、一人ひとりが、安価でハイテクな血糖値検査キットを持ち、日々の血糖をチェックすることで、糖尿病が回避できる時代になりました。

 私のように糖尿病で死にかけた人間にとって、何度も読み返したくなる、良書です。

【追記】2015年1月23日

現状の治療方法では、糖尿病は、必ず悪化します。カロリー制限という、前時代的な食事療法では、血糖値は安定せず、合併症へと一直線です。
血糖値を上げる、唯一の糖質を取らないことが、大切なのにこの国の医師と、栄養管理士は、炭水化物60%、タンパク質20%、脂質その他20%と、念仏のように唱えるばかり・・・。そして辛いカロリー制限・・・。そんなバカバカしい現状に、一矢報いる一冊です。私も糖尿病ですが、糖質制限のお陰で、肉も、油も、お酒も毎日、楽しんでいます。

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