もっと 空鉄 ―鳥瞰鉄道探訪記― (らくらく本) の感想

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　前作の好評を受けて刊行されたシリーズ第２弾。製作費も増額され、飛行機は前作では取り上げられていなかった北海道と四国にも飛び、巻末にはロンドンのデルタ線も収められている。前作同様、全ページがカラーではない点は惜しまれるものの、期待に背かぬ内容である。個人的には、身近な路線である江ノ電と、数年前の温泉旅行で乗った富山地方鉄道が大きく取り上げられているのが嬉しかった。門司港と松山の車両基地は、「ＪＲ全駅・全車両基地」の航空写真と見比べると楽しみがさらに増す。
　このレビューを書くに当たり、何ヶ月振りかで本棚から前作を取り出し、眺めたが、時の経つのも忘れて見入ってしまった。本作ともども、今後も折に触れてページを開くことになるであろう。