復讐プランナー (河出文庫) の感想

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国語の文章題に、図書委員の仕事にこなかった
友人を案じる場面が載っていたので、
先のストーリーに興味を持って購入。
いじめについての話ですが、ちょっと道徳的すぎ。
復讐してやれ、なんて出てきますが、実際の復讐場面はない。
あんまりドロドロせずに、あとがきも含め、いじめられっ子への
ストレートなメッセージが書かれています。

優等生的な本編に、正直物足りなさを覚えましたが、
続編まで読み切ると、復讐プランナーになった主人公たちが
とてもたくましく思え、かっこよかったです。