馬上少年過ぐ (新潮文庫) の感想

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タイトル馬上少年過ぐ (新潮文庫)
発売日販売日未定
製作者司馬 遼太郎
販売元新潮社
JANコード9784101152240
カテゴリジャンル別 » 文学・評論 » 文芸作品 » 日本文学

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購入者の感想

・幕末の長岡藩で非凡の才を発揮しつつも時勢を見極められずに散った河井継之助を描いた「英雄児」
・英国人殺害事件に関与した海援隊隊士菅野覚兵衛と佐々木栄を中心に幕末の日英関係を描いた「慶応長崎事件」
・江戸末期から明治初期を生きた、非凡の才を持った血気盛んな絵師、田崎草雲の生涯「喧嘩草雲」
・奥州の覇者正宗が歴史に残した足跡を、彼の持つ非凡な詩歌の才と共に描いた「馬上少年過ぐ」
・一介の町医者の身から伊予宇和島の命運を握るまでに栄達し、数奇な人生を送った山田重庵を描いた「重庵の転々」
・大阪の陣の後に武士になることを嘱望した大須賀満左衛門の奮闘を描く「城の怪」
・賤ヶ岳七本槍の武将として武名を轟かせた脇坂甚内(安治)の生涯を描いた「貂の皮」
これら7作からなる短編集です。
舞台となる時代も執筆した時期も違っているのでこれら7作には特に関連性はないと思いますが、個人的には「時代の流れの中で、個人が置かれた状況下で必死に生きた人物たち」という共通点があるようにも感じました。
収録作品数もページ数も少なめなので短時間で手軽に読み終われますが、司馬作品なので内容については太鼓判を押せます。
派手さはありませんが、歴史の中を一生懸命生きた人々の息遣いが感じられる、そんな一冊だと思います。

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新潮社から発売された司馬 遼太郎の馬上少年過ぐ (新潮文庫)(JAN:9784101152240)の感想と評価
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